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Hitachi

株式会社 日立産機システム

ロボティクスソリューションにつきまして、2022年4月1日をもちまして(株)日立オートメーションに移管されました。

背景

製品のフレームなどの部品を今までネジ止めで固定していたが、ネジのゆるみによる事故防止や補強、コストダウンのため、接着剤を使った固定方法に切り替えた。

課題

  • 接着剤を塗布する工程は、手作業で行っていたため、作業者の熟練度によって接着剤の塗布量が安定せず、塗布量の多すぎによる液だれや、少なすぎる接着不良が起きていた。

  • 塗布工程がボトルネックになっていた。

  • 作業者への安全対策が急務になっていた。

解決

  • ロボットとディスペンサーなどの周辺機器がパッケージ化されてフレームの中に格納(セル化)されていた。

  • ディスペンサーが高性能で、各種ワークへの塗布量設定も容易なため、多品種少ロット生産にも柔軟に対応できた。

  • 塗布量が一定になるため品質が安定した。

  • セルの移動が可能なため、設置場所も容易に変更が可能となった。

シーリング・グルーイングセルの作業風景イメージ

セル化によりシステム導入が容易
ロボットとディスペンサーなどの周辺機器を一体化

高機能
高機能ディスペンサーで塗布量設定も容易なため、多品種少ロット生産にも柔軟に対応


シーリング・グルーイング セル

シーリング・
グルーイング セル

ロボットとディスペンサーなどの周辺機器がパッケージ化されてフレームの中へ格納(セル化)。移動が可能なため、設置場所も容易に変更が可能。

用途例

オイルパンへのシール材塗布

オイルパンへのシール材塗布

自動車部品への液体ガスケット塗布

自動車部品への液体ガスケット塗布

樹脂製品への接着剤塗布

樹脂製品への接着剤塗布


仕様

対象業種 自転車、機械、電機/電子、建材
対象工程 シール剤、液体ガスケット、接着剤塗布
ロボット 可搬重量(kg) 10
自由度 6
塗布ユニット 塗材圧送方式 エア圧送
機材構成 塗布ノズル、塗布量コントローラ、塗材タンク
空気源 0.5MPa 100L/min
塗布仕様 塗布可能領域(mm) W420 × L300 (2ステージ)
W1,000 × L600 (1ステージ)
ステージ可搬重量(kg) 10(ワーク固定治具はオプション)
塗布能力 塗材の性質、塗布量、描画種によるので都度打合せとします
塗布ノズル ニードルノズル
描画種 点、直線
塗材タンク容量(ℓ) 18

■設置寸法 W 2,000mm × L 2,200mm × H2,300mm

設置寸法

  • 塗布対象品、塗布剤などの仕様をご提示ください。
  • 精密な塗布が必要な場合は塗布ユニットなどがオプションとなる場合があります。
*
寸法・仕様は予告なく変更する場合があります

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