製品のフレームなどの部品を今までネジ止めで固定していたが、ネジのゆるみによる事故防止や補強、コストダウンのため、接着剤を使った固定方法に切り替えた。
接着剤を塗布する工程は、手作業で行っていたため、作業者の熟練度によって接着剤の塗布量が安定せず、塗布量の多すぎによる液だれや、少なすぎる接着不良が起きていた。
塗布工程がボトルネックになっていた。
作業者への安全対策が急務になっていた。
ロボットとディスペンサーなどの周辺機器がパッケージ化されてフレームの中に格納(セル化)されていた。
ディスペンサーが高性能で、各種ワークへの塗布量設定も容易なため、多品種少ロット生産にも柔軟に対応できた。
塗布量が一定になるため品質が安定した。
セルの移動が可能なため、設置場所も容易に変更が可能となった。
セル化によりシステム導入が容易
ロボットとディスペンサーなどの周辺機器を一体化
高機能
高機能ディスペンサーで塗布量設定も容易なため、多品種少ロット生産にも柔軟に対応
対象業種 | 自転車、機械、電機/電子、建材 |
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対象工程 | シール剤、液体ガスケット、接着剤塗布 |
ロボット | 可搬重量(kg) | 10 |
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自由度 | 6 | |
塗布ユニット | 塗材圧送方式 | エア圧送 |
機材構成 | 塗布ノズル、塗布量コントローラ、塗材タンク | |
空気源 | 0.5MPa 100L/min | |
塗布仕様 | 塗布可能領域(mm) | W420 × L300 (2ステージ) W1,000 × L600 (1ステージ) |
ステージ可搬重量(kg) | 10(ワーク固定治具はオプション) | |
塗布能力 | 塗材の性質、塗布量、描画種によるので都度打合せとします | |
塗布ノズル | ニードルノズル | |
描画種 | 点、直線 | |
塗材タンク容量(ℓ) | 18 |