PCやスマートフォンからいつでも稼働状況が確認できます。
また、稼働情報やワイヤーロープの屈曲回数を画面表示することで、対象ホイストの実態を把握し、効果的なワイヤーロープ点検が可能です。
自動メール配信により、ホイストの異常状態や警報をお知らせし、ダウンタイム削減につなげます。
FitLive契約中のお客さま製品の稼働情報を、弊社や契約されているメンテナンス会社も共有することで、該当製品の品質維持をサポートします。
異常状態*やメンテナンス時期などをメーカーよりご連絡し、サポートします。
インバータ駆動によりつり荷の振れが軽減されますが、つり荷を搬送する際、慣性により、停止時に荷振れが発生します。
つり荷の振れ方により操作者が後追いの操作、いわゆる追いノッチ操作を実施することで、荷振れの発生を抑制することができますが、未習熟者には難易度の高い操作です。
そこで、追いノッチ操作を実施しなくても、自動で追いノッチ操作に相当する機能により、荷振れの発生を抑制することができる、『荷振れ抑制機能』を標準搭載しました。
本機能により未習熟者でも荷振れを抑えて運転できますので、素早く目的の場所へつり荷を搬送することができます。
1段目は低速、2段目は高速の速度設定となります。
低速・高速とも、おのおの独立して、任意の速度に設定できます。
クッションスタート・ストップにより、始動・停止時の衝撃が緩和されるので、つり荷の振動と建物やクレーンガーダへのショックが軽減できます。
加速・減速が滑らかになることで、つり荷の振れが軽減できます。
モータの回転が低いときにブレーキ制動するので、ライニングの摩耗が少なく、また、ワイヤロープ、シーブ、カップリング、歯車など機械部分へ与える衝撃が少なく長寿命化が図れます。
定格を超える負荷の場合、巻上げを停止します。
注:過負荷検出は運転周波数、電源電圧、モータ温度により、定格負荷の100〜125%で変動する場合があります。
軽負荷(0〜30%荷重)時、定格速度の1.5倍速で高速運転を自動選択します。
注1:軽負荷と判断する最大荷重は運転周波数、電源電圧、モータ温度により、定格負荷の30〜40%で変動する場合があります。
注2:特別高揚程では軽負荷高速を装備できない機種がありますので、別途お問合せください。
注3:共吊でご使用になる場合は軽負荷高速機能は使用できません。詳細は別途お問合せください。
フック位置を検出し、巻上げ/巻下げ運転を設定した位置で自動的にクッションストップができます。
(ご使用に合わせて、上限・下限の設定が容易に行えます。出荷時は未設定です)
始動回数,運転時間,異常発生情報や各種設定情報などの運転情報をUSBメモリに保存可能です。
USBメモリに保存したデータは、PCで確認可能ですので、稼働状況の管理などにご使用いただけます。
注1:運転情報データはテキスト形式で出力します。
注2:USBメモリは付属しておりません。
荷重別の運転時間と始動回数、さらに電源投入時の過去最大の荷重率(K)を測定・表示しますので、メンテナンス計画などにお役立ていただけます。
注:荷重は6区分で測定・表示しますが、運転周波数、電源電圧、モータ温度により、実荷重に対しズレが生じる場合があります。
6区分 | ①無負荷:0〜10% | ④重負荷:51〜75% |
②軽負荷:11〜25% | ⑤超重負荷:76%〜100% | |
③中負荷:26〜50% | ⑥過負荷:101%以上 |
ワイヤロープの1m区分ごとの総屈曲回数及び荷重別の屈曲回数と、総屈曲回数上位5か所(位置区分)を測定・表示します。
屈曲回数の多い箇所を重点的に点検いただくなど、ワイヤロープの保守・管理にお役立ていただけます。
注:荷重は6区分で測定・表示しますが、運転周波数、電源電圧、モータ温度により、実荷重に対しズレが生じる場合があります。
6区分 | ①無負荷:0〜10% | ④重負荷:51〜75% |
②軽負荷:11〜25% | ⑤超重負荷:76%〜100% | |
③中負荷:26〜50% | ⑥過負荷:101%以上 |
動作状態などを出力するリレーを標準搭載しました。(3系統)
クレーンシステム構成にご活用いただけます。
注:当社無線操作仕様の場合は標準搭載ではありません。使用する場合は、オプションの外部出力機能をご用命ください。
横行リミットの入力による制御などに使用できる入力端子を標準搭載しました。(5系統)
クレーンシステム構成にご活用いただけます。
地切り状態を検出すると、自動的に巻上げ動作を一旦停止させる機能です。
停止時に玉掛け状態の確認を促すことができるので、安全性向上に繋がります。
注1:本制御は工場出荷時無効設定です。ご使用になる場合は取扱説明書を参照し、有効設定にしてください。
注2:地切り状態を判別できる荷重は、定格荷重の10%以上ですが、電源電圧、モータ温度により、定格負荷の+10%の誤差が生じる場合があります。
注3:本機能有効時、地切り状態判断中は強制的に低速運転になります。
注4:荷重が軽い場合などにより地切り状態が判別できない場合は、通常の運転モードに切り替わります。
注5:地切り判断した位置を記憶し、記憶した位置以下にならないと、地切り状態の再検出は実行しません。
無線操作シリーズホイストの使い勝手がさらに向上しました。