LAN通信
RS-485とLANを変換する通信変換器を使用することにより、RS-485伝送距離最大4.8km、接続台数最大121台の条件はそのままに、RS-485伝送線の一部を社内LAN(社内ネットワーク)に置き換えることが可能です。
建屋間の通信線にLAN(社内ネットワーク)を使用したい【マルチドロップ構成】

- RS-485とLANを変換する通信変換器および変換コネクタが必要です。
社内LANへ接続する場合はネットワーク管理部門へご確認のうえ、ご用意、接続、設定をお願いします。
- H-NETでは日本ラントロニクス(株) UDS1100(通信変換器)と500-171-R(RS-485変換コネクタ)の使用実績があります。
UDS1100を使用する場合は近くにリピータ(DE-R2)を併設してください。取り付け方向にご注意ください。
- 以下にUDS1100の設定を示しますが、他の通信変換器を選定する場合も参照ください。
通信変換器 選定・設定例
通信変換器 選定・設定例
メーカ・形式 |
日本ラントロニクス(株) UDS1100(通信変換器)+ 500-171-R( RS-485変換コネクタ) |
IP アドレス |
組となったお互いのIPアドレスを設定してください【サーバ・クライアント設定】 |
シリアル通信設定 |
プロトコル:RS-485 2wire、フロー制御:なし、伝送速度:9.6kbps、データビット:8ビット、パリティ:なし、ストップビット:2ビット |
LAN 通信設定 |
プロトコル:TCP、アクティブコネクト:オートスタート、ローカルポート:10001、リモートポート:10001、コネクトレスポンス:なし |
変換器設定ソフト |
Device Installer( Microsoft® .NET Framework® Version 4.0 必須) |
- *
- 通信変換器にIPアドレスが必要となります。
お客さまのネットワーク管理部門へご確認のうえ、ご用意、接続、設定をお願いします。
パソコン側の設定は、データ収集ソフトウェア(DE-SWA)の取扱説明書を参照ください。
- *
- ネットワーク障害に起因するH-NET監視・記録の欠落は保証外となります。