屋外や避雷針の近くに敷設された通信線を介して雷サージが侵入することがあります。
雷サージが侵入しやすい箇所
この雷サージによるユニットの誤動作や故障を防ぐため、各ユニットにはサージ抑制用のアレスタを内蔵していますが、通信線のシールド部の接続(接地)が不十分な場合、ユニット内部に侵入しユニット故障に至ることが考えられます。サージ侵入が懸念される場合は下記対策を行ってください。
SN-H3-H2形を使用した雷サージ対策例
通信ラインおよび盤の接地について注意事項を示します。
シールド未接地の場合、周囲機器から放出されるノイズが信号線に侵入しやすくなります。
また、接地電位が安定していない場合、シールド部を接地すると通信が不安定になることがあります。
対処方法は「(4)盤の接地」を参照ください。
取り付け、運転、保守・点検の前に、納入品の取扱説明書とその他の付属書類をすべて熟読し正しくご使用ください。
機器の知識、安全の情報そして注意事項のすべてについて習熟してご使用ください。
取扱説明書では、安全注意事項のランクを「警告」「注意」として区分してあります。
なお に記載した事項でも、重大な結果に結びつく可能性があります。いずれも重要な内容を記載していますので必ず守ってください。
:注意(警告を含む)が必要なことを示します。
:禁止(してはいけないこと)を示します。例えば火気厳禁の場合は
となります。
:強制(必ずしなければならないこと)を示します。例えば接地の場合は
となります。
![]() 警告 |
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![]() 注意 |
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![]() 注意 |
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納入品が当社の定める仕様(取扱説明書に記載)を満たしていることを保証します。
なお、ここで言う保証とは納入品単体の保証を意味するもので、納入品の故障によって誘発される損害はご容赦ください。