配電監視システム H-NET クランプ型電流センサ(CT)

10mA出力シリーズ

二次側開放時の保護機能

CTの二次側が断線等で開放すると、二次側に数kVの電圧が発生しCTの損傷や感電の恐れがあります。CTの二次側配線を長距離引き出した際、配線途中の断線で二次側開放の恐れが高くなりますが、二次側開放時の電圧を6.5Vに抑える保護機能を持たせていますので、万が一開放となった場合にも安全です。

引き出し可能距離

10mA出力シリーズは二次回路の電圧が6.5Vまで使用できる能力を持っており、300mまでの長距離引き出しが可能です。

注意事項

H-NETユニット専用品であり、他の交流計器などには使用できません。

CT選定について

  • 新設設備に対しては、取り付け上の制約がないことから汎用CT(5A出力シリーズ)を選定します。 その場合に組み合わせるH-NETユニット(電源監視ユニット,電力量演算ユニット)は5A入力品を選定します。
  • 既設設備に対しては、電線を外さずに取り付けできるクランプCTを選定します。
  • H-NET用クランプCTには5A出力シリーズと10mA出力シリーズがありますが、装着容易で長距離引き出し可能な利点がある10mA出力シリーズが多く利用されています。
    その場合に組み合わせるH-NETユニット(電源監視ユニット、電力量演算ユニット)は10mA入力品を選定します。
  • 遮断器の容量と実際の負荷電流を十分考慮したうえで一次定格電流値を決定してください。
    さらに、実装するケーブルサイズに見合った内径のものを選定してください。

負荷電流での選定

  • 計測誤差、計測限界はCTの定格電流値に依存しますので使用電流値に近い定格値のCTを選定してください。
  • CTの定格値が使用電流よりはるかに大きい場合、ユニットの計測限界によって電流表示、電力量カウントともに"0"として処理することがあります。

計測限界

電流(CTの二次定格電流に対する%) 電力(CT、VTの二次定格に対する値)
電源監視
ユニット
2% 10W
電力量演算
ユニット
2%(R、T) 10W

負荷電流が最低でも10%以上となるように一次定格電流値を決定してください。

CVケーブルサイズでの選定

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