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Hitachi

株式会社 日立産機システム配電監視システム

ソフトウェアの構成

データ収集・監視側

ソフトウェアの構成 データ収集・監視側

モニタ・集計側

ソフトウェアの構成 モニタ・集計側

データ収集ソフトウェア(DE-SWA)

通信ポート RS-232C ⇔ RS-485接続:シリアルポート(RS-232C)(他のソフトウェアで同一の通信ポートを使用しないでください。)
LAN接続:LANポート
接続ユニット 121台まで
データ収集 1回/10分
データ作成 日報作成 10、30、60分間隔/1日×32日分
月報/年報作成 月報:1日間隔/1月×24か月分 年報:1月間隔/1年×10年分
CSVファイル
自動保存
日報 1回/10分、30分、60分、1日
月報/年報 月報:1回/1日、1回/1月 年報:1回/月、1回/1年
表示 スケルトン 最大100画面、スケルトン図に計測値をレイアウト表示
計測値 1ユニット/1画面、約1秒ごとに更新
トレンドグラフ 2項目/1画面、10分日報、 30分日報、 1時間日報、 月報、 年報のデータを表示
警報情報 最大1,000件まで、
デマンド異常や状態監視異常などの異常発生履歴を表示
監視 デマンド監視 最大5点、30分単位のデマンドデータを予測
状態監視 最大121台まで、入出力接点データ、アナログ入力データ、
絶縁監視データの状態変化を監視
メール発報 デマンド監視、接点動作などの警報情報をメール発報(SMTPサーバ要)
設定 ユニット登録 各ユニットの接続状態、機種、名称、単位、倍率などを設定
フォーマット設定 帳票の各ページ、各列へのデータ割り付けを設定
オプション設定 日報、 月報、 年報の自動印刷・自動保存・タイトルなどを設定
PC動作環境 適用パソコン・OS Microsoft®Windows® 8.1/Microsoft®Windows® 10 日本語版
メモリ:2Gバイト以上(32ビットOS)/4Gバイト以上(64ビットOS)
HD:OSの要求条件を満たす空き容量+400Mバイト以上の空き容量
ディスプレイ 画面の領域1280×768(WXGA)以上
.NETFramework® Microsoft®.NET Framework® 3.5 SP1 必須
アプリケーション pdfファイルを表示可能なアプリケーション

ソフトウェアをインストールする前にしていただきたいパソコンの環境設定

  • 時間に連動して自動的に動作するソフトウェアは使用しないでください。
  • 電源の省電力機能は使用しないでください。
  • 電源監視は「なし」に設定してください。
  • OSの自動更新は行わないでください。
  • ウィルスチェックソフトを使用する場合は、本ソフトで使用するファイルの格納フォルダをチェックから除外してください。

LAN接続する場合は*

  • 固定のIPアドレスを設定してください。
  • ファイアーウォールを無効にしてください。
*
お客さまのネットワーク管理部門へあらかじめご確認をお願いします。

メール発報する場合は

  • メールサーバ(SMTPサーバ)が必要です。
  • SMTP(認証なし)、SMTP-AUTH(認証あり)に対応していますが、POP before SMTPには対応しておりません。

スケルトン画面を使用する場合は

  • SCADAソフト(Joy Watcher本体版または開発版)が別途必要です。

Windows®8.1およびWindows®10の場合は

  • 管理者権限でソフトウェアを起動してください。
  • Microsoft®.NET Framework® 3.5.1 の全機能を「有効にする」に設定してください。

ソフトウェアをバージョンアップする場合は

現在ご使用のパソコン・OS・ディスプレイをご確認いただき、上表の条件を満たしていない場合は更新をお願いします。条件を満たしていない状態でバージョンアップを行うと、ソフトウェアが正常に動作できません。

ネットワークモニタソフトウェア(DE-VIEW) <オプション>

DE-SWAで表示している画面をネットワーク接続された他のパソコンでモニタできます。
* DE-SWAのスケルトン・計測値画面を見ることはできません。

通信ポート LANポート
データ収集ソフトウェア DE-SWA(バージョンをあわせる必要があります)
表示 デマンド監視 最大5点、30分単位のデマンドデータを表示
トレンドグラフ 2項目/1画面、10分日報、 30分日報、 1時間日報、 月報、 年報のデータを表示
帳票 日報(32日分)、 月報(24か月分)、 年報(10年分)を表示
警報情報 最大1、000件までの異常発生履歴を表示
PC動作環境 適用パソコン・OS Microsoft®Windows® 8.1/Microsoft®Windows® 10 日本語版
メモリ:2Gバイト以上(32ビットOS)/4Gバイト以上(64ビットOS)
HD:OSの要求条件を満たす空き容量+400Mバイト以上の空き容量
ディスプレイ 画面の領域1280×768(WXGA)以上
.NETFramework® Microsoft®.NET Framework® 3.5 SP1 必須
アプリケーション pdfファイルを表示可能なアプリケーション

本ソフトをご使用になるパソコンは、データ収集ソフトウェア用パソコンへアクセスするために、フォルダへのアクセス権が必要です。また、アクセス先のパソコンのフォルダをネットワークドライブとして割り当てる必要があります。

 

Windows®8.1およびWindows®10の場合は

  • 管理者権限でソフトウェアを起動してください。
  • Microsoft®.NET Framework® 3.5.1 の全機能を「有効にする」に設定してください。

ソフトウェアをバージョンアップする場合は

現在ご使用のパソコン・OS・ディスプレイをご確認いただき、上表の条件を満たしていない場合は更新をお願いします。条件を満たしていない状態でバージョンアップを行うと、ソフトウェアが正常に動作できません。

 

Webモニタソフトウェア(DE-WEB) <オプション>

Webブラウザを使用して、DE-SWAのCSVファイルから集計した計測値をグラフ、帳票で表示ができます。 最大30系統(DE-SWA×30系統分)を集計することが可能です。CSVファイルを閲覧するソフトウェアです。

【表示可能項目】
・グラフ:最大5グラフ同時表示可能(同一項目であること)
・帳票:日報(1時間ごと)、月報(1日ごと)、年報(1月ごと)

表示 グラフ表示 分類、回路、仮想回路のデータ表示
帳票表示 分類、統括帳票のデータ表示
設定 仮想回路 最大500回路登録
部署分類 4階層登録
統括帳票 最大24列×100ページ登録
PC動作環境 Webサーバパソコン
(DE-WEBをインストールするパソコン)
Microsoft® Windows®8.1 / Microsoft®Windows®10 日本語版
メモリ:2Gバイト以上(32ビットOS)/ 4Gバイト以上(64ビットOS)
HD:10Gバイト以上の空き容量
Webサーバ:Apache Tomcat
データベース:Postgre SQL
クライアントパソコン
(DE-WEBを閲覧するパソコン)
Microsoft® Windows®8.1 / Microsoft®Windows®10 日本語版
使用ブラウザ Internet Explorer 11、10、9、8
*Internet Explorer 11、10使用時は互換表示設定を有効にしてください。
データ収集ソフトウェア DE-SWA×30系統まで集計可能、CSVファイル保存前にDE-SWA側の設定が必要
1.ユニット登録の各計測値の単位設定
2.日報の自動保存設定(自動保存先をDE-WEBの保存フォルダへ、計測間隔を1時間)

Webサーバパソコンは

  • 固定のIPアドレスを設定してください。
  • ファイアーウォールを無効にしてください。
  • 省電力機能は解除してください。
    *上記はお客さまのネットワーク管理部門へあらかじめご確認をお願いします。
  • Webサーバパソコンは常時電源オンにしてご使用ください。
    電源オフするとクライアントが閲覧できず、DE-SWAの最新CSVファイルを取り込むことができません。
  • 同一パソコン内で異なるWebサーバを使用することはできません。別のWebサーバ( IIS等)が動作していないことを確認してください。
  • DE-WEBとDE-SWAは同一パソコンにインストールすることもできますが、サーバにクライアントのアクセスが集中してサーバダウンした時など、DE-SWAの動作に影響を与える恐れがあります。
  • DE-SWAのCSVファイルを保存するにはWebサーバパソコンのフォルダを共有に設定する必要があります。
    CSVファイルを保存するフォルダに対し共有設定を行なってください。

部署分類機能

ユニットの計測電力量を、4階層登録することが可能です。部署分類の集計結果はグラフ、帳票で表示ができます。

部署分類機能

仮想回路機能

仮想回路とは、ユニットの計測値を使用して、四則演算ができます。
算出した値は、グラフ、帳票で表示ができます。
例えば…図1のような場合、実際にユニットがなくても、仮想的に値を算出できます。

【仮想回路の演算式】 未計測箇所の電力量=ユニットA電力量−ユニットB電力量

仮想回路機能
図1 仮想回路機能

CO2排出量機能

電力量や、ガスなどのエネルギーの積算値からCO2排出量を計算する機能です。算出した値は、グラフ、帳票で表示ができます。

【計算式】CO2排出量(kg)=各積算値×CO2排出係数

CO2排出量
:単位はkgとなります。
各積算値
:電力量、ガスなどのユニットの計測値です。
CO2排出係数
:事前に設定する係数です。

例えば…ある期間の建物の消費電力量が100kWh、CO2排出係数が0.01kg-CO2/kWhの場合、CO2排出量は、
100kWh×0.01kg-CO2/kWh=1kg となります。

原単位機能

製品の一定量を生産するのに必要なエネルギー量(積算値)を計算する機能です。算出した値は、グラフ、帳票で表示ができます。

【計算式】原単位=エネルギー量÷原単位母数

原単位
:計算するエネルギー量、原単位母数によって異なるため、ソフトウェア上の単位はありません。
エネルギー量
:部署分類登録されたユニットの計測値の合計です。
原単位母数
:原単位設定で登録した定数または、ユニットの計算値です。

例えば…ある建物で製造された製品の生産高が100本、その部門の消費電力量が100kWhの場合、原単位は、
100kWh÷100本=1kWh/本となります。

使用電力量料金機能

電力量と料金単価から使用電力量料金を計算する機能です。算出した値は、グラフ、帳票で表示ができます。

【計算式】使用電力量料金(円)=電力量(kWh)×使用電力量料金単価(円/kWh)

使用電力量料金
:単位は円となります。
電力量
:ユニットの計測値です。
使用電力量料金単価
:1kWhあたりの料金単価です。入力範囲は0.00 〜 1,000.00です。

例えば…ある年月の使用電力量が2,000kWh、その期間の料金単価が100円/kWhの場合、使用電力量料金は、
2,000kWh×100円/kWh= 200,000円となります。

*
課金などの取引用にはご使用できません(管理用です)。
 

表示項目一覧

項目 単位 部署分類/回路 グラフ表示
部署分類選択 回路選択 仮想回路 日報 月報 年報
電力量 kWh
デマンド kW ×
電流 A ×
電圧 V ×
電力 kW/kVar ×
電力量 kWh/kVarh ×
周波数 Hz ×
温度 ×
負荷率/使用率 % ×
漏えい電流 mA ×
CO2排出量 kg ×
原単位 ×
使用電力量料金 × ×
例1
電力量(kWh)は部署分類、回路、仮想回路から選択できます。
また、日報、月報、年報のグラフを表示することができます。
例2
電流(A)は回路、仮想回路から選択できますが、部署分類から選択することはできません。
また、日報、月報、年報のグラフを表示することができます。
例3
原単位は部署分類、仮想回路から選択できますが、回路から選択することはできません。
 
*
表示単位はそれぞれ固定です。
*
表示可能な日報データは1時間ごとのデータです。
*
力率を表示することはできません。

本製品に関する商標または登録商標について

  • Microsoft、Windows、Internet Explorer、Excelは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。