ページの本文へ

Hitachi

株式会社 日立産機システムインバータ

制御回路

端子機能

  端子記号 端子名称 内容説明 電気的特性




L アナログ電源コモン アナログ入力端子(Ai1、Ai2、Ai3)及び、アナログ出力端子(Ao1、Ao2)のコモン端子です。L端子は2つあります。大地接地は、しないでください。
H 速度設定用電源 DC10V電源です。アナログ入力端子(Ai1、Ai2、Ai3)を電圧入力で使用し、可変抵抗器を使用して電圧入力する場合に使用します。 最大許容電流20mA





Ai1 アナログ入力端子1
(電圧/電流切替SW1)
Ai1とAi2は、DC0〜10V電圧入力と0〜20mA電流入力を切替スイッチで切り替え、いずれかが使用できます。速度指令入力、フィードバック入力として使用できます。
[可変抵抗を接続する場合]
周波数指令用可変抵抗器(0.5kΩ〜2kΩ)
※1kΩ、1W以上推奨
電圧入力の場合:
  • 入力インピーダンス約10kΩ
  • 許容入力 DC−0.3V〜12V
電流入力の場合:
  • 入力インピーダンス約100Ω
  • 最大許容電流 24mA
Ai2 アナログ入力端子2
(電圧/電流切替SW2)
Ai3 アナログ入力端子3 DC-10〜10V電圧入力が使用できます。速度指令、フィードバック入力として使用できます。 電圧入力のみ:
  • 入力インピーダンス約10kΩ
  • 許容入力 DC−12V〜12V





Ao1 アナログ出力端子1
(電圧/電流切替SW3)
Ao1とAo2は、インバータの監視データの出力として、DC0〜10V電圧出力と0〜20mA電流出力を切替スイッチで切り替え、いずれかが使用できます。 電圧出力の場合:
  • 最大許容電流2mA
  • 出力電圧精度±10%(周囲温度:25℃±10℃)
電流入力の場合:
  • 許容負荷インピーダンス250Ω以下
  • 出力電流精度:±20%(周囲温度25±10℃)
Ao2 アナログ出力端子2
(電圧/電流切替SW4)






P24 24V出力電源端子 接点信号用のDC24V電源です。 最大100mA出力
P+ 外部24V入力用端(24V) 外部のDC24V電源をインバータに入力します。24V電源の入力によりパラメータの設定変更、オプション通信動作を制御電源なしで行えます。 入力許容電圧DC20〜30V
P− 外部24V入力用端(0V)


987654321 インテリジェント入力端子 各端子に対応したパラメータ設定によって端子機能が選択できます。シンク論理、ソース論理の切り替えは、SW6のSRC/SINKを切り替えることで可能です。
外部電源使用時:各入力-COM 間
  • ON 電圧 Min.DC18V, OFF 電圧 Max.DC3V
内部電源使用時:各入力-COM 間
  • ON 電圧 Max.DC3V, OFF 電圧 MIn.DC18V
  • 最大許容電圧DC27V
  • 負荷電流5.6mA(DC27V時)


A パルス入力-A パルス入力用の端子です。A、B端子は、入力端子としても使用できます。各端子に対応したパラメータ設定によって端子機能が選択できます。最大入力パルスは32kppsです。 外部電源使用時:各入力-COM 間
  • ON 電圧 Min.DC18V, OFF 電圧 Max.DC3V
内部電源使用時:各入力-COM 間
  • ON 電圧 Max.DC3V, OFF 電圧 MIn.DC18V
  • 最大許容電圧DC27V
  • 負荷電流5.6mA(DC27V時)
  • 最大32kppsパルス入力
B パルス入力-B


COM コモン端子 デジタル入力端子(1、2、3、4、5、6、7、8、9、A、B)のコモン端子です。
COM端子は3つあります。
 

オープンコレクタ 15
14
13
12
11
出力端子 各端子に対応したパラメータ設定によって端子機能が選択できます。
シンク論理、ソース論理のいずれでも使用可能です。
オープンコレクタ出力
  • 各端子/CM2間
  • ON時電圧降下4V以下
  • 最大許容電圧27V
  • 最大許容電流50mA
CM2 出力端子用コモン 11〜15の出力端子用のコモン端子です。  
リレー 16A
16C
1aリレー端子 A接点出力のリレーです。 接点最大容量
  • AC250V、2A(抵抗)
  • AC250V、1A(誘導)
接点最小容量
  • DC5V、10mA
AL0
AL1
AL2
1cリレー端子 C接点出力のリレーです。 接点最大容量
AL1/AL0:・AC250V、2A(抵抗)
      ・AC250V、0.2A(誘導)
AL2/AL0:・AC250V、1A(抵抗)
      ・AC250V、0.2A(誘導)
接点最小容量(共通)
・AC100V、10mA
・DC5V、100mA
モニタ出力 FM デジタルモニタ(電圧) デジタルモニタ出力は、6.4ms周期のPWM出力方式か、周期が可変する約50%dutyのパルス出力方式を選択できます。 パルス列出力DC0〜10V
  • 最大許容電流 1.2mA
  • 最大周波数 3.60kHz
CM1 デジタルモニタ用コモン デジタルモニタ用のコモン端子です。  
外部サーミスタ




TH+ 外部サーミスタ入力 外部サーミスタを接続し温度異常の状態になった時、インバータをトリップさせます。
TH+、TH−にサーミスタをつなぎます。
[推奨サーミスタ特性]
許容定格電力:100mW以上
温度異常時のインピーダンス:3kΩ
なお、温度異常の検出レベルは、0〜10000Ωの間で調整可能です。
DC0〜5V[入力回路]
DC0〜5V[入力回路]
TH− 外部サーミスタコモン
RS485通信 シリアル通信 SP
SN
RP
(CM1)
Modbus端子(RS-485) SP端子:RS-485差動(+)信号
SN端子:RS-485差動(−)信号
RP端子:終端抵抗を介しSPに接続
CM1端子:外部通信機器のシグナルグラウンドと接続します。(FM端子コモン兼用)
SP端子、SN端子はそれぞれ2つあり、内部でつながっています。
最大ボーレートは115.2kbpsです。
終端抵抗(120Ω)内蔵
有効:RP-SN短絡
無効:RP-SN開放
機能安全用端子 電源 電源入力 P24S 24V出力電源端子 ST1/ST2用のDC24V電源です。
ST1/ST2をソース論理で使用する場合は入力コモンとなります。
最大20mA出力
CMS 機能安全用コモン端子 ST1/ST2用のコモン端子です。
ST1/ST2をシンク論理で使用する場合は入力コモンとなります。
 
STC 論理切替端子
ST1/ST2をソース論理で使用する場合は、STC/CMSを接続します。
ST1/ST2をシンク論理で使用する場合は、STC/P24Sを接続します。
外部電源を使用する場合は、STC端子を外部回路に接続してください。
 
入力 STO機能 ST1 STO入力1 二重化されたSTO信号用の入力端子です。2つの信号は、同時に動作する必要があります。 各入力/P24Sまたは各入力/CMS間の電圧
  • ON電圧 Min.DC15V
  • OFF電圧 Max.DC5V
  • 最大許容電圧DC27V
  • 負荷電流5.8mA(DC27V時)
ST2 STO入力2
監視用出力 オープンコレクタ ED+ 監視用出力端子 機能安全動作監視用の出力端子です。
この端子は、安全機能を動作させる信号としては使用できません。
オープンコレクタ出力
  • ED+/ED−間
  • ON時電圧降下4V以下
  • 最大許容電圧27V
  • 最大許容電流50mA
ED− 監視用出力コモン