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Hitachi

株式会社 日立産機システムインバータ

日立インバータは、本体に内蔵できるアプリケーション基板を準備しています。
これらの基板を使って、より高機能に、より高性能にグレードアップできます。

ねじ式端子台オプション P1-TM2/P1-TM2R

従来機種からの置き換えで既設の圧着端子を流用したい場合や、圧着端子での配線が必要な場合などにご使用いただけます。

P1-TM2は、SJ700/L700/SJ300等からの置き換えにご使用いただけます。
P1-TM2Rは、L300Pおよびオプション基板L300PTMを取り付けたSJ700/L700等からの置き換えにご使用いただけます。
従来機種と同様にリレー出力をご使用いただけます。

ねじ式端子台オプション P1-TM2
P1-TM2

ねじ式端子台オプション P1-TM2R
P1-TM2R

(注意)P1-TM2及びP1-TM2Rをご使用いただく場合以下にご注意ください。

  • パルス入力端子(A/B)、A接点リレー(16A/16C)、外部24V給電(P+/P-)は使用できません。
  • P1-TM2R取り付け時は、インテリジェント入力6〜8及びインテリジェント出力13〜15は使用できません。
  • 緊急遮断機能は動作しますが、SJシリーズP1標準である機能安全(SIL3、STO)認証は無効となります。
  • UL/CE認証については、お問い合わせください。

オプションカセット

SJシリーズP1にはオプションカセットを3枚まで装着することが出来ます。機械仕様、システムによってお選びください。

エンコーダフィードバックオプション P1-FB

モータの回転速度をエンコーダで検出、フィードバックすることで、速度変動を抑えた、高精度な運転を実現することができます。
また、パルス列位置指令入力による位置制御、同期運転、およびオリエンテーション機能等も使用できます。
【応用例】巻き取り機、伸線機、搬送機、押出し機などでメインモータの高精度運転。

端子配列 / カセット取付時の突出部寸法

カセット取付時の突出部寸法

アナログ入出力拡張用オプションP1-AG

P1-AGは、SJシリーズP1インバータ用のアナログ入出力拡張用オプションユニットです。
アナログ入力 3端子、アナログ出力 3端子の計6端子の入出力拡張をすることができます。

項目 仕様
アナログ入出力
拡張用オプション
カセット
アナログ入力 -10〜10V 電圧入力×1 端子
0〜10V 電圧入力×2 端子0〜20mA 電流入力×2 端子
アナログ出力 -10〜10V 電圧出力×1 端子
0〜10V 電圧出力×2 端子0〜20mA 電流出力×2 端子
アナログ入出力切替 0〜10V 電圧入力/0〜20mA 電流入力切替×2 端子
0〜10V 電圧出力/0〜20mA 電流出力切替×2 端子
アナログ入出力信号コモン 基準電位(信号GND)×12 端子
環境 使用周囲温度 -10〜50℃ 凍結、結露がないこと
使用周囲湿度 20〜90%RH
保存温度 -20〜65℃
振動耐性 5.9m/s²(0.6G)、10〜55Hz
EMCおよび電気関係の準拠安全基準 IEC/EN61800-3 Second environment, Category C3
IEC/EN61800-5-1 SELV
保護構造 IP00
概算質量 170g

外観およびSJ-P1本体へ接続時の突出部寸法

[単位:mm]

P1-AGオプションカセット

P1-AGオプションカセット

機能安全オプションカセット P1-FS

P1-FSは、SJシリーズP1インバータ用の機能安全オプションユニットです。P1-FSは安全機能の安全トルク停止(STO)、安全停止1(SS1)、安全ブレーキ制御(SBC)、安全制限速度(SLS)、安全方向(SDI)、安全速度監視(SSM)に対応しています。また、機能安全規格であるEN ISO/ISO 13849-1 CAT.4 PLe、IEC 61800-5-2 SIL3に対応しています。安全機能に関する設定はパソコンソフトProDriveNextで行うことができます。

項目 仕様
機能安全
オプションカセット
入力端子 安全入力経路1:S1-1、S2-1、S3-1、
安全入力経路2:S1-2、S2-2、S3-2
入力電流:6mA、
入力電圧:DC18V〜DC27V
リリース端子:RLS 入力電流:6mA
24V 電源出力端子 入力端子用の24V 電源:P24E、許容電流:50mA
入力端子用コモン CME
出力端子 安全出力経路1:S11-1、S12-1、S13-3、
安全出力経路2:S11-2、S12-2、S13-4
出力電流:50mA
STO 信号出力1:ST1 信号出力2:ST2
出力端子用24V 電源
入力端子
出力端子S11-1、S12-1 用24V 電源入力端子:24V-1、
出力端子S11-2、S12-2 用24V 電源入力端子:24V-2
消費電流:150mA、
入力電圧:DC18V〜DC27V
出力端子S13-3 用24V 電源入力端子:24V-3、
出力端子S13-4 用24V 電源入力端子:24V-4
消費電流:75mA、
入力電圧:DC18V〜DC27V
出力端子用コモン 出力端子S11-1、S12-1 用コモン:CMo-1
出力端子S11-2、S12-2 用コモン:CMo-2
出力端子S13-3 用コモン:CMo-3
出力端子S13-4 用コモン:CMo-4
出力端子ST1、ST2 用コモン:STC
安全機能 STO(Safe Torque Off) EN/IEC60204-1で定義される停止カテゴリ0に相当します。
SS1(Safe Stop 1) EN/IEC60204-1で定義される停止カテゴリ1に相当します。
SBC(Safe Brake Control) 外部ブレーキを制御する出力信号機能です。
SLS(Safely-Limited speed) 指定された速度限度を超えないようにします。
SDI(Safe Direction) 意図しない方向への移動を防止します。
SSM(Safe Speed Monitor) モータ速度が指定限度未満であるかどうかを示す信号を出力します。
診断機能 外部経路の診断機能 P1-FSには、外部の安全経路の故障をテストパルスにより検出する診断機能を搭載しております。外部診断機能により安全経路の故障が検出された場合、P1-FSへの安全入力の状態に関わらず、安全経路を遮断状態に維持します。
内部経路の自己診断機能 P1-FSには、内部の安全経路の故障を検出する診断機能を搭載しております。内部診断機能により安全経路の故障が検出された場合、P1-FSへの安全入力の状態に関わらず、安全経路を遮断状態に維持します。
STOの反応時間 最大10ms
SBCの反応時間 最大20ms
適合規格 EN ISO/ISO 13849-1 PL e, CAT.4
IEC 61508, EN/IEC 61800-5-2, EN/IEC 62061 SIL 3, STO
安全関連パラメータ PL e EN ISO/ISO 13849-1
CAT. 4
MTTFd 100 years
Dcavg 99.60%
SIL 3 IEC 61508
EN/IEC 61800-5-2
EN/IEC 62061
HFT 1
SFF 99.90%
PFH 4.08×10-11
環境 使用周囲温度 -10〜50℃ 凍結、結露がないこと
使用周囲湿度 20〜90%RH
保存温度 -20〜65℃
振動耐性 5.9m/s²(0.6G)、10〜55Hz
使用場所 標高1,000m以下(腐食ガス、塵埃のない所)
設置する盤の要求保護構造 IP54以上
概算質量 170g

外観およびSJ-P1 本体へ接続時の突出部寸法

[単位:mm]

P1-FSオプションカセット

P1-FSオプションカセット

フィールドネットワーク通信オプションカセット P1-ECT、P1-EN、P1-PB、P1-PN、P1-CCL、P1-DN

制御用ネットワーク機能を搭載し、上位コントローラとの接続により運転、状態モニタ、パラメータ設定などが行えます。
インバータ前面へ装着するカセット方式のため、取付けから配線、局番設定、各種インジゲータの状態確認等も簡単に行えます。

項目 仕様
EtherCAT
オプションカセット
EtherCAT
通信プロトコル EtherCAT CiA402 ドライブプロファイル
物理層 100BASE-TX(IEEE802.3)
コネクタ RJ45(IN / OUT)
通信距離 ノード間(デバイス間)距離100m 以内
ステーションアドレス 1〜99:ロータリースイッチによる設定、1〜65535:コンフィグレーションによる設定
(ステーションアドレス設定は使用するEtherCAT マスタのアドレス設定方式に依存します。)
ディストリビューテッドクロック フリーランモード(非同期)
プロセスデータ PDOフリーマッピング
メールボックス(CoE) エマージェンシーメッセージ、SDOリクエスト、SDOレスポンス、アボートSDO
CiA402ドライブプロファイル Velocity mode
適合ケーブル 100BASE-TX対応 カテゴリ 5e以上、STP ケーブル(ストレート、クロス可)
Ethernet
(Modbus-TCP)
オプションカセット
準拠規格 IEEE802.3
通信プロトコル TCP/IP(IPv4、IPv6対応)
通信プロトコル(アプリケーション) Modbus/TCP プロトコル
物理層 100BASE-T IEEE802.3準拠 10BASE-T互換
コネクタ RJ45×2ポート
通信距離 ノード間(デバイス間)距離100m以内
接続方法(伝送速度)
(パラメータにより設定可能)
伝送速度固定の場合:10Mbps 全/半二重 100Mbps 全/半二重
伝送速度自動検出の場合:オートネゴシエーション
Auto MDI-X 接続方法(伝送速度)の選択により下記のようになります。
オートネゴシエーションを選択時、Auto MDI-X機能は有効となります。
オートネゴシエーション以外を選択時、Auto MDI-X機能は無効となります。
論理ポート番号 502(パラメータの設定により変更可能)
最大セッション数 4(弊社製パソコンソフト(ProDriveNext)は、複数台数接続しないでください。)
外部DC24V電源入力仕様 DC24V±10%、消費電流1A〜1.5A(消費電流は、インバータの動作状況、他のオプション等々の装着及び動作状況によって変動します。)
絶縁耐力 AC500V(絶縁回路間)
適合ケーブル 100BASE-TX 対応 カテゴリ 5e以上、STPケーブル(ストレート、クロス可)
PROFIBUS
オプションカセット
PROFIBUS
通信プロトコル PROFIBUS DPV0
PROFIBUS DPV1
コネクタ、適用ケーブル D-sub 9ピン、PROFIBUS DPケーブル(EN-50170 パート 8-2 の"Cable Type A"準拠)
ノードアドレス 0〜99:ロータリースイッチによる設定
1〜126:パラメータ設定による(ロータリースイッチが00の時)
プロファイル PROFIdrive バージョン 4.2
アプリケーションクラス AC1(Standard Drive)
Telegram Standard telegram 1
P1-PB telegram 103(PPO3)
P1-PB telegram 104(PPO4)
P1-PB telegram 105(PPO5に似たフォーマット)
Telegramのデータ内容の設定 サポート。SJ-P1パラメータoJ-01〜oJ-60で設定。
動作モード Speed control mode
Jogging機能 Jogging1 サポート/Jogging2 非サポート
PROFINET
オプションカセット
PROFIBUS
通信プロトコル PROFINET IO Ver.2.33
機器のタイプ PROFINET IO Device
Conformance class B
プロトコル DCP、LLDP、SNMP、MRP
プロファイル PROFIdrive
物理層 100BASE-TX(IEEE802.3) Auto MDI-X機能サポート
ケーブル 100BX-TX対応(カテゴリ5e以上)STPケーブル(ストレートタイプあるいはクロスタイプ)
通信速度 オートネゴシエーション。ただし、100BASE-TX 全二重(IEEE802.3)のみサポート。
通信距離 ノード間(デバイス間)距離100m以内
プロファイル PROFIdriveバージョン 4.2
アプリケーションクラス AC1(Standard Drive)
Telegram Standard telegram 1
P1-PN telegram 103(PPO3)
P1-PN telegram 104(PPO4)
P1-PN telegram 105(PPO5に似たフォーマット)
Telegramのデータ内容の設定 サポート。SJ-P1パラメータoJ-01〜oJ-60で設定。
動作モード Speed control mode
Jogging機能 Jogging1 サポート/Jogging2 非サポート
CC-Link
オプションカセット
CC-Link
局タイプ リモートデバイス局
伝送速度 10M / 5M / 2.5M / 625k / 156kbps
通信方式 ブロードキャストポーリング方式
同期方式 フレーム同期方式
符号化方式 NRZI
伝送路形式 バス形式(EIA RS485 準拠)
伝送フォーマット HDLC 準拠
誤り制御方式 CRC(X16+X12+X5+1)
CC-Link Ver. Ver.1.00、1.10 Ver.2.00
拡張サイクリック設定 - 1倍設定 2倍設定 4倍設定 8倍設定
リンク点数 RX 32点 64点 128点
RY 32点 64点 128点
RWr 4点 8点 16点 32点
RWw 4点 8点 16点 32点
占有局数 1局
トランジェント伝送 未サポート
接続台数 Ver.1.00、1.10 最大64台(接続するデバイスにより異なる、SJ-P1のみ接続の場合は最大42台)
Ver.2.00
スレーブ局番 1〜64
接続ケーブル Ver.1.10 対応CC-Link 専用ケーブル
Ver.1.10 対応CC-Link 専用可動部用ケーブル
CC-Link 専用ケーブル
終端抵抗 終端抵抗設定スイッチにより
110Ω(上記記載のケーブル使用時)
130Ω(CC-Link Ver.1.00 専用高性能ケーブル使用時)
を選択可能(DA-DB間に接続されています。)
プロファイル インバータ
DeviceNet
オプションカセット
通信プロトコル DeviceNet
デバイスプロファイル AC Drive Device Type: 02 Hex
通信距離 ネットワーク最大長100m以下
通信速度 125kbps/250kbps/500kbps(自動検出)
最大接続局数 64局(スレーブ最大63局)
アドレス範囲 ノードアドレス MAC ID: 00〜63
ロータリースイッチ及び設定パラメータによる設定
LED ・Module Status LED (MS)
・Network Status LED (NS)
デバイス種別 Group 2 Only Server (Predefined master/slave connection setを使用)
コネクション ・Explicit Message
・Poll



環境 使用周囲温度、湿度、保存温度 -10〜50℃、20〜90%RH、-20〜65℃(凍結、結露がないこと)
振動耐性 5.9m/s²(0.6G)、10〜55Hz
EMCおよび電気関係の準拠安全基準 IEC/EN61800-3 Second environment, Category C3
IEC/EN61800-5-1 SELV
保護構造 IP00
概算質量 170g

外観およびSJ-P1本体へ接続時の突出部寸法

[単位:mm]

EtherCATオプションカセット

EtherCATオプションカセット

Ethernetオプションカセット

Ethernetオプションカセット

PROFIBUSオプションカセット

PROFIBUSオプションカセット

PROFINETオプションカセット

PROFINETオプションカセット

CC-Link通信オプションカセット

CC-Link通信オプションカセット

DeviceNetオプションカセット

DeviceNetオプションカセット

*
同梱付属のコネクタを使用した場合の寸法図となります。

EtherCAT®は、ドイツBeckhoff Automation GmbHによりライセンスされた特許取得済み技術であり登録商標です。
PROFIBUS®及びPROFINET®は、PROFIBUS Nutzerorganisation e.V. (PNO)の登録商標です。
その他、記載の会社名・製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。