HACCP(ハサップ)に対する日立産機システムのご提案
日立産機システムがご提案できるHACCP関連製品をご紹介します。
監視制御システム
食品衛生に影響がある工程(冷却・加熱・乾燥など)は、注意して管理する必要があります。とくに生物学的危害要因(微生物)に取り組むためには、原料受け入れから製品の出荷までの温度と時間の管理が必要です。
HACCP(工程監視システム)
- 品質記録管理システム
- 計測器からデータを自動収集することによりペーパーレス化を実現
入退室管理
食品への意図的な汚染をできる限り防ぐには、食品防御対策が必要です。そのためにも組織的な管理体制の整備やモニターカメラ、施錠管理など、防御体制の構築が望まれます。
高度化基盤整備:組織の運営に関する項目
- 液晶タッチパネル内蔵
入退場コントローラー
- ICカードを利用した入退室管理システム
簡単に設置、外部装置(防災・カメラなど)との連動が可能
コンプレッサー
生産ラインの動力源となるエアーコンプレッサー。HACCPではさまざまなリスクを回避するためオイルフリーのコンプレッサーを推奨しています。日立産機システムでは実績のあるオイルフリーコンプレッサーで食の安全に貢献します。
高度化基盤整備:衛生・品質水準の確保に関する項目
- 給油式ベビコン
- コンパクト&コストパフォーマンスの高い小型軽量の決定版
(固形物、油分、臭気等を除去するラインフィルターの設置をご推奨します)
- オイルフリーベビコン
- 圧縮空気にオイルを含まない構造、
コンパクト&コストパフォーマンスの高い小型軽量
- 給油式スクリュー圧縮機
- 純正フードグレードオイルの使用でリスクが低減
- オイルフリースクリュー圧縮機
- 圧縮空気にオイルを含まない構造で、
製造ラインにクリーンエアーを供給
- オイルフリースクロール圧縮機
- オイルフリーに加え、小型化、低騒音化により、
さらに高付加価値を提供
- 窒素ガス発生装置
- 窒素ガスを低コストで供給することで、
品質保持・賞味期限の延長などに活躍
- 空気清浄度測定
- 使用する空気の清浄度を測定・分析
ブロワ
ブロワは、空気を吸引したり吐出したりする、幅広い用途で使用される製品です。吸引で使用する場合、品物の吸引搬送によく使用されます。吐出で使用する場合は、品物の水切りや乾燥・塵飛ばし、野菜の水洗工程における曝気のためのエア供給に使用します。安全かつ手軽に空気を活用できます。
高度化基盤整備:衛生・品質水準の確保に関する項目
- ブロワ
- 粉体搬送・水滴除去など幅広い用途で使用
クリーンエア装置、エアカーテン
そ族、昆虫などの対策は、食品への混入を防止したり、その他の小動物に起因する危害要因の汚染を防ぐために重要な準備事項のひとつです。そのためには侵入・内部発生させない設備が必要です。清浄区域を保つために、送風側の吹き出し口は高性能フィルタを採用しています。
高度化基盤整備:衛生・品質水準の確保に関する項目
- エアカーテン
- 標準形から冷蔵庫用まで幅広くラインアップ
- 施設用フィルタユニット
- HEPAフィルターを採用、場内を清浄な状態に保つことが可能
エアシャワー
作業者や搬入物に付着したじん埃を、食品工場内に持ち込むことを抑止します。フィルターで清浄化された高速ジェットエアーを、作業者や搬入物の表面に直接当てて、付着したじん埃を除去します。また、入口と出口のドアが同時に開放しない構造のため、外気と食品工場内を遮断するインターロック機能も有しています。
高度化基盤整備:衛生・品質水準の確保に関する項目
- プラズマクラスター内蔵
ステンレス製エアシャワー
- フラッターノズルとプラズマクラスターにより大幅な時間短縮と異物除去性能を向上
ポンプ
野菜洗浄やあらゆる食品製造の水は、フレッシュさを求められております。また、店舗・大型厨房設備の食器洗浄においても人手不足や時短工程のため高温で濃度の高い洗剤を使用されるケースが近年増えてきております。その中で小型・低コスト、省スペースのステンレスポンプのご要求が高まってきております。
高度化基盤整備:衛生・品質水準の確保に関する項目
- ステンレス製ポンプ
- 製造、洗浄用に錆水がでない衛生的な水を供給することが可能
- 水清浄度測定
- 水道水であっても配管の状態によっては飲用不適となるケースもあるため、定期的な検査を推奨
LCMサービス
食品に関する苦情や出荷停止の原因が、設備の保守点検不足に由来することは少なくありません。設備の保守点検計画表や作業手順書を作成し、保守時間・状態に応じて実施することをおすすめします。
高度化基盤整備:衛生・品質水準の確保に関する項目
- メンテナンスパック
- 設備の稼働状態に合わせたプラン選択可能、複数年契約することでメンテナンススケジュールを一元管理
- FitLive
- クラウド監視を製品標準搭載、24時間365日どこでもリアルタイム監視
※LCM … Life Cycle Management Service
マーキングシステム(インクジェットプリンタ、印字検査装置)
食料品の製造年月日や賞味期限とあわせて温度/管理記録を紐付けたユニークIDを印字すると共に、印字内容を検査・読み取り・記録することができます。
これにより、HACCPで推奨される工程内での温度・時間・異物検出の継続的な監視・記録を自動化することができ、作業の省力化、確実な記録が可能となります。
高度化基盤整備:衛生・品質水準の確保に関する項目
- マーキングシステム
- 自動記録された温度情報と製品に印字されるロット番号(個体番号)を紐づけし管理可能
高度化基盤整備:消費者の信頼確保に関する項目
- インクジェットプリンタ
- 自動で賞味・消費期限やロット番号を印字
非有機溶剤系インクも対応可能
- レーザーマーカ
- 自動で消えない賞味・消費期限やロット番号を印字
- 印字検査装置
- 間違った賞味・消費期限を場外に出さない
- 外観検査装置
- 異品種製品の混入を防ぐ