AIRZEUS SDS-NEXTⅢ series 60〜770kW Class
カーボンニュートラルの実現に向けて、SDSはさらなる省エネ提案と
CO2削減の課題解決に取り組んでいます。
高効率・省エネを実現する エアエンド
■共通条件
CFD技術を適用したエアエンド流れ解析
豊富な実績を持つ圧縮機の総合メーカーである日立独自の技術の粋を結集。先進のCFD(Computational Fluid Dynamics : 計算流体力学)を駆使した3次元流れ解析により、流路、吸込・吐出口、ロータ形状の最適化を図りました。
➊熱変形補償
テーパーロータ
➋長寿命の軸受
➌信頼性の高い軸封
ISO 8573-1(圧縮空気ー汚染物質および清浄等級)に基づき、第三者機関(TUV)にて日立オイルフリースクリュー圧縮機(SDS)の吐出し圧縮空気中の油分濃度測定を実施。
吐出し圧縮空気中のオイル含有量は、最高品質等級の「クラスゼロ」レベルであることが試験により証明されました。
通常の運転時には、吸入弁を全開にし、放風弁を全閉にしてロード運転をします。この間、たえず吐出側の負荷変動を検出します。
負荷側で使われる空気量が減り、吐出配管の圧力が上昇してアンロード設定圧力に達すると、自動的に吸入弁を全閉と同時に、放風弁を開いて圧縮空気を大気に開放します。
SDS圧縮機の可変速機(インバータ機)は、負荷の変動に応じて電動機の回転数を変化させて風量を制御します。2ステップ制御での容量調整はロード運転とアンロード運転の繰り返しですが、回転数制御ではアンロード運転せずに、ロード運転のまま風量を変動しますので、さらに省エネとなります。
使用空気量に応じて末端までの圧力を予測し、低負荷時の圧縮機出口の圧力を低下させることで省エネ運転を行います。
圧力を下げて省エネを図れるのが、スクリュー圧縮機の特長です。
省エネ運転方式ECOMODEを標準搭載。空圧機器の負荷に応じて自動的に上限圧力を低減。無駄な昇圧運転をなくして省エネ運転を実現します。
設定したい項目を直接タッチし、テンキーで入力、操作性は良好です。
「スケジュール予約運転」、「瞬停再起動」、「自動停止機能」など多彩な運転機能を用意しました。
圧力や温度、電流、警報・故障来歴などの運転データを記録し、その場で液晶画面から確認できます。
これまでの事後保全では設備の故障リスクが常に存在し生産計画に支障が発生します。
クラウド監視を活用した保守が、安定稼働をサポートします。
日常管理や故障時の対応、整備や現場および事務処理等の設備管理業務を軽減。
クラウド監視によって緊急対応・状態監視・設備管理をサポートし、設備管理に掛かるお客さまの負担を減らします。
クラウド監視や保守によって、最適なタイミングで機器の状態を改善することで常に効率よく運転することができます。
操作パネルでユーザー登録した後、PCやタブレット端末からWeb登録するだけ。空気圧縮機クラウド監視サービス「FitLive®」を、すぐに手軽に導入いただけます。