介護医療施設 X園(総務部)
日立産機システムの簡易陰圧装置なら、既存部屋に簡単なダクト工事をするだけで、陰圧室にすることが可能
排気HEPAフィルターユニットは、付属の差圧計を使用することで定期的に空気圧を監視することができ、簡易に陰圧室を実現
困り果てたK氏は、他社の事例を参考にしようとWebで検索を繰り返していました。何回か検索したのち、日立産機システムの「排気HEPAフィルターユニット」に目が留まり、そのページを詳しく見てみたのです。
「とにかく驚きましたね。大掛かりな工事で時間やコストがかかるイメージをずっと持っていただけに、コレだけ?というのが本音です。それに、ガイドラインのことを考えると様々な機器や人の動きが必要だと、ずっと思っていました」(K氏)
K氏はすぐに日立産機システムに問い合わせて、簡易陰圧装置について詳しく話を聞くことにしました。日頃、工場の機器やシステムと疎遠なK氏にとって、日立産機システムという存在は知らないことが多い存在でした。しかし、半導体や食品メーカには欠かせないエアーシャワーシステムや、研究者を感染源の暴露から守るバイオハザード対策用キャビネットなどを手広く手掛けていることを知り、今回の簡易陰圧装置にも安心できたK氏。
早速、上層部にも相談して「排気HEPAフィルターユニット」を既存の空き部屋に据え付けることが決まりました。まず、この部屋の背面側にダクト排気口を設け、清浄空気を屋外に排気する排気ダクトを据え付けるだけで工事は終了。説明どおり、大規模な工事も多大なコストもかかりません。設置後、仮運転を実施し室外と室内の差圧を、付属の差圧計で測定したところ、CDCガイドライン値 -2.5Paを満足することが確認できました。
日立産機システムはサポート面も充実していることから、安心して使い続けられるとK氏は胸をなでおろしました。