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Hitachi

株式会社日立産機システム

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生産終了機種に関して

Q. I/O番号は10進数ですか、16進数ですか?

外部入出力 10進数(X、Y)
内部出力 16進数(R、M、L、WR、WM、WL、DR、DM、DL)

Q. 内部出力とは何ですか?

CPUの内部メモリエリアです。ビットはRとM、ワードはWR、WMがあります。
データメモリやパラメータ変数、内部計算等、ご自由にお使いください。

Q. 特殊内部出力とは何ですか?

エラーコード、カレンダ情報、クロック、各種設定用パラメータ等のメモリエリアです。
必要に応じてお使いください。

Q. ビットとワードの仕組みを教えてください。

ビットが8個集まると1バイトで、16個集まると1ワードです。
4ビットのデータは、「0000」〜「1111」まで16個の値を表すことができるため、これを「0」〜「F」で表します。
従って、16ビットの1ワードは「0000」〜「FFFF」(0〜65535)まで表すことができます。

Q. R、WR、M、WMの違いは?

「M」と「WM」はビットとワードが共通です。
例えば、WM0は、M0〜MFから構成され、WM1はM10〜M1Fから構成されます
「R」と「WR」はお互い独立のメモリエリアのため相互に関係はありません。

Q. 32点、64点モジュールのI/O番号は?

外部入出力は10進数なので、32点モジュールをスロット0に実装した場合:X0〜X31(Y0〜Y31)
64点モジュールをスロット1に実装した場合:X100〜X163(Y100〜Y163)

Q. I/O割付とは何ですか?

各モジュールは「I/O割付」と呼ばれる固有のI/O種別名を持っています。
例えば、

・16点入力モジュール:X16
・8チャンネルアナログ入力モジュール:WX8
・イーサネットモジュール:COMM

この「I/O割付」をプログラミングソフトウェアのI/O割付表で、実際のモジュール構成と同じになるように設定しなければなりません。

H-302/702/1002/2002/4010、EH-150、MICRO-EHの場合は、プログラミングソフトウェアのオンラインモードで、I/O割付一覧の画面で[実装I/O]を実行することにより、CPUに実装しているI/Oの割付を読み出すことができます。

Q. エラーLEDが点滅しているが、どうすればよい?

H-200/250/252、EH-150、MICRO-EH

プログラミングソフトウェアによりエラーコードをチェックしてください。
エラーコードは、特殊内部出力の「WRF000」にセットされます。

Q. エラーコードの意味は?

なお、お問い合わせの多いコードに関して下記します。

エラーコード41 I/O割付エラーです。
実装されているモジュール構成とI/O割付表が一致しているかを確認してください。
エラーコード71 バッテリエラーです。
バッテリの容量が低下しているか、バッテリが取り付けられていません。
エラーコード31 ユーザメモリエラーです。
プログラミングソフトウェアにより初期化してからやり直してみてください。

Q. プログラミングソフトウェアでPLCに接続できない。

H-4010、EH-150、MICRO-EH

DIPSWの通信速度等の設定が合っているか確認してください。またはケーブルが正しいか確認してください。

H-302/702/1002/2002、H-200/250/252

ケーブルが正しいか確認してください。

Q. 専用ポートとは?

プログラミングソフトウェアや表示器、SCADAなどがつながるポートです。
プログラミングソフトウェアや表示器などの上位側から「タスクコード」と呼ばれるコマンドを送り、必要なデータを要求すると、CPUは要求に応じた応答を返します。PLCにラダープログラムを作成する必要はありません。

なお、タスクコードによる通信は、ハイプロトコルと呼ばれる日立H/EHシリーズ専用の通信手順に従って行われます。

Q. 汎用ポートとは?

パソコン、バーコードリーダ、プリンタなどの機器等と「任意のプロトコル」で通信する場合に用いられ、その通信を制御するためにユーザプログラムが必要です。
TRNS命令を使ってユーザプログラムにて通信データを編集、制御します。
プログラム内ではデータはTRNS命令によって制御されます。

Q. 停電記憶エリアとは?

R、WR、M、WM、タイマ/カウンタ値をあらかじめ”停電記憶エリア”として設定しておけば、電源がオフの時でもバッテリによってデータは保存されます。

Q. 電池で保存されるデータは何?

H-4010、EH-150、MICRO-EH

停電記憶エリア、カレンダー
(ユーザプログラムはFLASHメモリに保存されるため、プログラムのためには電池は必要ありません)

H-302/702/1002/2002、H-200/250/252

停電記憶エリア、カレンダー、ユーザプログラム

Q. 入出力はいつ読み書きされるか?

リフレッシュ方式(EH-150、MICRO-EH)

X、Y等の外部入出力は、通常スキャンの最後で一括して読み書きされます。
従って、一回のスキャン内でOFF→ON→OFFされた場合、ONしません。
R、WR、WM等の内部出力は随時読書きされます。

ダイレクト方式(H-302/702/1002/2002)

すべての入出力が随時読み書きされます。

H-4010、H-200/250/252は、リフレッシュ方式/ダイレクト方式 の選択が可能です

Q. 増設するには電源、I/Oコントローラが必要か?

H-302/702/1002/2002/4010、EH-150の場合

電源モジュールとI/Oコントローラが必要です。

H-200/250/252の場合

電源モジュールのみ必要です。

Q. プログラム内のコメント等の情報はCPUに転送される?

転送できません。

Q. スキャン時間を知りたい

特殊内部出力のWRF010、WRF011、WRF012に最大値、現在値、最小値が10ms単位で表示されます(例.H0002=20ms)。
なおH-4010/EH-150では、R7F6をONすると1ms単位に変わります(例.H0002=2ms)。

Q. 時計データを読みたい/設定したい。

Q. 表示器をつなぎたい。何が必要か?

表示器がハイプロトコルをサポートしていれば、接続可能です。接続ケーブルは、表示器のマニュアルをご覧いただき、お客様にてご用意ください。

Q. 処理ボックスに式を書いても「回路書込」できない

「=」の前後にスペースを入れてください。

Q. 配列の使用方法

配列変数はI/O(X、Y、R、M、L、WX、WY、WR、WM、WL、TC、DX、DY、DR、DM、DL)にインデックスとして、定数またはワードI/O(WX、WY、WR、WM、WL)付加してI/O番号を指定することができます。
配列変数が使える命令は、代入式のみです。

(1)配列変数の意味

配列変数とは、□a(b)形で表され、□a 部を“配列変数のI/O”、(  )のb 部を“インデックスの内容”と呼びます。
b部が定数の場合、□a(b)□a + b を意味します。

(2)使用例

1 WR0010 = WR0020 (3) → WR0010 = WR0023
2 WR0000 = 5
WR0100 = WR0200( WR0000 ) → WR0100 = WR0205
3 WL0000 = 7
DR0100( WL0000 ) = DR0200 → DR0107 = DR0200
4 WM0000 = 8
WM0001 = 9
WR0100( WM0000 ) = TC0( WM0001) → WR0108 = TC9

(3)注意

配列変数は代入式でのみ使用できます。
以下に示すような使い方はできません。
・WR10( WR20 ) = WR100 + 1
・R0 = WR10( WR20 )< WR30

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