ホイスト式クレーンは、外観、構造、性能、用途等によって分類できるが、通常クレーン等安全規則では外観の形式によって、テルハ、天井クレーン、橋形クレーン、ジブクレーンの大分類に分け、これをさらに設置状態、ガーダの形式、走行方法等の差異によって、下記のように分類している。
分類 | 形式 | 主けた形式 | 走行形式 |
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テルハ | ― | モノレール形 ダブルレール形 |
手押走行 鎖動走行 電動走行 |
天井走行クレーン | トップランニング形 サスペンション形 |
モノレール形 ダブルレール形 |
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橋形クレーン (門形クレーン) 片脚橋形クレーン |
― | モノレール形 ダブルレール形 |
手押走行 電動走行 |
ジブクレーン | 柱形 壁取付け形 |
モノレール形 | 手動旋回 電動旋回 |
走行壁形 | モノレール形 ダブルレール形 |
電動走行 |
ホイストによる荷の上げ下げと、ランウェイ(横行レール)に沿った線の移動をする二次元運動のホイスト式クレーンをいう。
テルハのランウェイには通常 I 形鋼が使用されており、ランウェイが一本のものを通称モノレールホイストという。これは直線、曲線、エンドレスのループ状等、種々の形に施設された一本の横行のレールの下に、トロリをもったホイストが1台或いは数台懸架され、このホイストがレールに沿って横行する形のものである。
天井走行形のホイスト式クレーンには、ランウェイの建屋への取付け状態又は、サドルの形式によってトップラン形とサスペンション形とがあり、一般にホイスト式天井クレーンといわれている。
B−1.固定形壁クレーン
B−2.走行形壁クレーン