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Hitachi

株式会社 日立産機システム開閉器・遮断器・高圧機器

電磁接触器・開閉器の選定

コンデンサ負荷への適用

コンデンサを開閉すると回路のインピーダンスに依存した大きな突入電流が流れます。コンデンサの設置による電圧波形の歪を抑えるため直列リアクトルを挿入しコンデンサ突入電流が10倍以下の場合と直列リアクトルがなくて突入電流が20倍以下の場合についてそれぞれの適用例を示します。

kvar:コンデンサ容量 A:コンデンサ定格電流

フレーム 三相 6%直列リアクトル付 三相 直列リアクトルなし
200〜220V 380〜440V 200〜220V 380〜440V
(kvar) (A) (kvar) (A) (kvar) (A) (kvar) (A)
H10C、H11 4.2 12 6 9 3 9 4 6
H20 6.9 20 12 17 5 14 8 12
H25 9 26 16 23 7 20 12 17
H35 12 36 22 32 10 29 18 28
H50 17 49 32 46 13 38 26 38
H65C 22 64 42 61 18 52 35 51
H80C 27 78 51 74 22 64 45 65
H100C 32 92 64 92 29 84 55 79
H125C 36 104 72 104 34 98 70 101
H150C 48 139 96 139 44 127 88 127
H200C 62 179 120 173 53 153 105 152
H250C 65 188 130 188 65 188 130 188
H300C 84 242 180 260 80 231 160 231
H400C 109 315 200 289 100 289 200 289
H600C 159 459 300 433 150 433 300 433
*1
直列リアクトルがない場合の閉路時突入電流波高値はコンデンサ定格電流の20倍以下で耐久性は20万回です。
*2
直列リアクトル付きの場合の耐久性はAC-3級定格と同一です。