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Hitachi

株式会社 日立産機システム空気圧縮機・関連機器

SDS圧縮機用インテリジェント操作盤

高品質、高信頼性に加え、高効率・ロングメンテナンスによるトータルランニングコスト低減で好評を得ている日立オイルフリースクリュー圧縮機(SDS-NHシリーズ)。
その特長を生かし、さらにさまざまな面から省エネ・省力を追求。特に、吐出圧力を精密に制御し、無駄な高圧力運転を防ぐことにより省エネを実現。
これからの時代のニーズにいち早く応える日立SDS圧縮機用NEWインテリジェント操作盤です。

アクティブパワーコントロール(APC) 特許出願中

エアー消費量とそれに伴う配管圧力損失NEWインテリジェント操作盤が演算を行い、プラント圧力が一定になるよう圧縮機のロード/アンロード圧力設定値を自動制御。エアー消費風量変化に対応した自動運転(圧力制御)を行い、省エネを図ります。まさに次世代の圧縮機の制御を実現します。

アクティブパワーコントロール

省エネ試算例

  • 圧縮機型式(モータ出力、吐出圧力):SDS-280(280kW,0.69MPa)
  • 年間総運転時間(24時間×5日/週×50週/年):6,000時間
  • 電力費単価:15\/kWh
  • 圧縮機100%風量時のライン圧力損失:0.12MPa
  • 圧縮機運転平均負荷率(運転時間):90%(3,000時間) 50%(3,000時間)

年間電力費比較

エアー消費風量が100%の場合
圧縮機
吐出圧力
配管圧力
損失
プラント
圧力
0.69(7.0) 0.10(1.0) 0.59(6.0)

↓

エアー消費風量が50%に変化した場合
制御
方式
吐出
圧力
圧力
損失
プラント
圧力
効果
従来 0.69
(7.0)
0.03
(0.3)
0.66
(6.7)
無駄な
高圧力で運転
APC 0.62
(6.3)
0.03
(0.3)
0.59
(6.0)
最適な
圧力で運転

パワーセーブコントロール(PSC) 特許出願中

空圧機器の負荷率に応じてアンロード圧力を下げ、 余剰な空気圧力をカットし省エネを図ります。

パワーセーブ機能により制御圧力幅0.02MPa

MPa

制御方式 圧縮機アンロード圧力 圧縮機ロード圧力 圧縮機平均吐出圧力
従来 0.71 0.66 0.68
PSC 0.68 0.66 0.67

従来・パワーセーブ比較

省エネ試算例

  • 圧縮機型式(モータ出力、吐出圧力) :SDS-280(280kW,0.69MPa)
  • 年間総運転時間(24時間×5日/週×50週/年) :6,000時間
  • 電力費単価 :15\/kWh
  • 圧縮機運転平均負荷率(運転時間):70%(6,000時間)

省エネ効果

パワーカット&自動起動(ASS)

パワーカットとは、予め設定した圧力までライン圧力が上昇し、アンロード状態が設定時間以上経過すると圧縮機が自動停止します。自動起動は設定圧力までライン圧力が低下すると圧縮機が自動起動します。

省力化機能

運転履歴、予防保全履歴、軽・重故障履歴等により省力化を図ります。

オプション

オーバードライブコントロール(台数制御)機能付インテリジェント

  • インテリジェント操作盤に台数制御機能(オプション)を搭載しました。
  • 親機(台数制御機能付インテリジェント操作盤搭載SDS圧縮機)を含め最大9台の圧縮機を制御します。
  • * ご注意:オーバードライブコントロール(台数制御)機能付きをご希望の場合あらかじめご指定ください

(図)デジタルI/Oコントローラ(オプション)搭載機が必要