ベビコン専用オイル

ベビコン専用に添加物配合 ＆ デザインリニューアル

日立ベビコン専用オイルの特長1　市販のコンプレッサー用オイルに比べて
ベースオイル&特殊酸化防止剤配合で炭化物の生成量が少ない

炭化物堆積のメカニズム

(社)日本産業機械工業会 汎用圧縮機委員会発行資料をもとに作成

炭化物が堆積すると・・・

1. 堆積したカーボンに圧縮空気中の油分が浸み込み、化学反応を起こします。その反応熱がカーボン内に蓄積されていきます。
   
2. これが悪化すると圧縮空気内の噴霧化した油分が蓄積された熱で、発火を起こすこともあります。
   
3. 最悪の場合は爆発を起こすこともあります。
   

炭化物の堆積により蓄熱発火し、吐出し配管が破裂した例

この例ではベビコン専用オイルを使用していませんでした。

日立ベビコン専用オイルの特長2　市販のコンプレッサー用オイルに比べて
特殊極圧添加剤配合で摩耗、傷の発生量が少ない

シリンダ・ピストン周りの摩耗・傷発生の悪影響

シリンダ内部とピストンリングの接触面により気密性を保っていますが、摺動面は絶えず摩耗し、傷が付きやすい状況となっています。

摩耗、傷が発生すると・・・

1. シリンダ内面、ピストンリングの摺動面に摩耗が発生、もしくは傷が付くとオイルアップが増加し、炭化物生成増加の原因となります。

日立ベビコン専用オイルと市販のコンプレッサー用オイルの比較

総合評価	ベビコン専用オイル	市販オイルA	市販オイルB
	○	×	×

日立ベビコン専用オイルは、市販のコンプレッサー用オイルに比べ、炭化物生成量が少なく、また摩耗量も少なく、傷が発生しにくいオイルです。

薄膜残渣試験(当社調査)

ガラス容器にオイルを入れ、250℃で20時間加熱後の残渣(炭化物)を測定したものです。

	残渣率(wt%)	薄膜残渣画像	評価
ベビコン専用オイル			○
市販オイルA			×
市販オイルB			×

空気弁の炭化物比較(当社調査)

	画像	評価
ベビコン専用オイル	運転時間：3,000時間	○
市販オイルA	運転時間：504時間	×
市販オイルB	―	―

摩耗試験(当社調査)

4球式摩耗試験(JPIに準拠)
回転数 1200min^-1、荷重 392N、温度 RT〜なりゆき(60℃くらい)、試験時間 30min

	摩耗量(µm)	評価
ベビコン専用オイル		○
市販オイルA		○
市販オイルB		×

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