回路の種類に応じて有効分漏れ電流を適切に監視
単相 および 三相 ― △ 結線(S相接地)
基本波コンデンサ分(I0r)が大きな値を示すので基本波有効分 I0rで監視

三相 ― Y結線 (中性点接地)
基本波 I0(≒I0r )で監視*
各相合計の基本波コンデンサ分(I0c)は極小なので、基本波を監視することで基本波有効分を監視していることとなる。

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- 中性点接地回路では、基本波 I0 ≒ 基本波有効分 I0r となることをフィールドで確認済み。
基本波コンデンサ分漏れ電流(I0c)は基本波漏れ電流(I0)に対して1/100程度しかありませんので「基本波漏れ電流(I0)」で基本波有効分(I0r)を監視していることになります。