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Hitachi

株式会社 日立産機システム配電監視システム

経済的・省スペース

  • 複数回路絶縁監視ユニットにより工事が容易になり、省スペース化がはかれます。また1回路あたりのコストも削減可能です。
  • 電圧重畳装置が不要のため経済的で、かつ省スペースに貢献。電路、負荷への影響を与えません。

漏電遮断器と同じ検出方式により安定した動作

  • 実績有る漏電遮断器と同様に、検出した漏れ電流の大きさをそのまま用いる信頼性の高い方式です。
  • 絶縁状態の判断には、検出漏れ電流から高調波成分を除去した「漏れ電流基本波成分」を利用します。

基本波抽出方式 説明図

回路の種類に応じて有効分漏れ電流を適切に監視

単相 および 三相 ― △ 結線(S相接地)

基本波コンデンサ分(I0r)が大きな値を示すので基本波有効分 I0rで監視

単相 および 三相 ― △ 結線(S相接地) 説明図

三相 ― Y結線 (中性点接地)

基本波 I0(≒I0r )で監視*
各相合計の基本波コンデンサ分(I0c)は極小なので、基本波を監視することで基本波有効分を監視していることとなる。

三相 ― Y結線 (中性点接地) 説明図

*
中性点接地回路では、基本波 I0 ≒ 基本波有効分 I0r となることをフィールドで確認済み。
基本波コンデンサ分漏れ電流(I0c)は基本波漏れ電流(I0)に対して1/100程度しかありませんので「基本波漏れ電流(I0)」で基本波有効分(I0r)を監視していることになります。

H-NET標準ソフトでデータ収集が可能

  • 配電・ユーティリティー監視システム(H-NET)の標準ソフトで、データを連続収集、トレンド把握による先手管理が容易です。
  • 設備の稼動状況などとの付き合わせ分析により、絶縁劣化ラインの絞り込みが可能です。

収集データ(CSVデータ)を利用した例 説明図
収集データ(CSVデータ)を利用した例