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Hitachi

株式会社 日立産機システム配電監視システム

産業機器メーカ B社(製造部)

産業機器メーカ B社(製造部)

スマートファクトリー化に壁が乱立…
工場設備のプロが提案した、改善プロジェクトの中身とは?

解決

解決のポイント

  • 「省エネマスタープラン」を策定し、目標数値やアクションが明確になった

  • 電力監視システム「H-NET」を導入し、細部にわたり1年間のモニタリングを実施

  • 正確なデータを元に、変圧器の見直しを行うことができた

  • 他の設備や機器の見直しに着手し、PDCAサイクルを回すことで、本当の省エネの実現が可能になった

電力監視システムの導入により、現状の正確な把握が可能に

Y氏は、モータ関連で取引のあった日立産機システムの担当者に相談し、エネルギーの見える化について、あるべき姿を提案してほしいと依頼しました。後日、その提案内容を上層部とも相談し、Y氏を中心としたプロジェクトを立ち上げ、実施することになりました。

プロジェクトは手始めに、5年先までの目標数値やアクションを明確にした「省エネマスタープラン」の策定を行いました。続いて、今まで目視で確認していたエネルギー使用量を継続的に、自動でモニタリングするための電力監視システム「H-NET」を導入。現状を正確に把握するために、1年間、運用を続けることにしました。

1年間のモニタリング結果を受け、データをもとにPDCAサイクルを回す

1年後、モニタリングの結果を受け、一度はとん挫した変圧器の見直しに着手しました。正確なデータにもとづいた分析・検証によって作業負荷に応じた容量を見直すと、変圧器の全台数の1/3を削減することに成功。さらに省エネ効果の高いアモルファス変圧器を導入することで、更なる省エネ効果が見込めるようになりました。今後は、コンプレッサーや照明、ポンプなどの見直しも視野に入れています。

「工場で常に稼働している設備・機器は、放置しておくと余計なエネルギーを消費している場合があります。定期的に見直し、PDCAサイクルを回していくことが、更なる省エネへの大事な一歩になります」(Y氏)

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