基本性能と制御能力の向上で、さらなる省エネ化を実現しました。
[最大約9%アップ]
新規開発ローターと衝突給油方式※1(特許第6767353号)の採用により、圧縮機本体のさらなる高効率化を追求しました。
※1 衝突給油方式:2つの給油穴から噴出した油を互いに衝突させて飛散範囲を拡大することで、圧縮室内での冷却性とシール性を向上させた新給油方式を採用しています。
* NEXT、NEXTⅡ、NEXTⅢ seriesはMtypeとなります。 (m³/min)
※0.7MPa時
[年間約20万円削減]
圧縮機本体の高性能化と永久磁石モータの高効率化により、従来機に対して電力料金低減を実現しました。
新型機では全負荷の場合、可変速機にて5%、固定速機においては6%それぞれエネルギー効率が改善しています。
※画像はイメージです。
■37kW機の電力料金例
(使用空気量比80%)
[計算条件]
[最大空気量12%アップ]
新型機にて、PQワイド範囲をさらに拡大しました。
Vtypeの吐出し空気量
機種 | 吐出し圧力 (MPa) |
0.45 | 0.50 | 0.60 | 0.70 | 0.85 | 0.95 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
22kW | 吐出し空気量 (m³/min) |
4.8 | 4.8 | 4.6 | 4.3 | 3.8 | 3.6 |
37kW | 吐出し空気量 (m³/min) |
7.9 | 7.9 | 7.7 | 7.3 | 6.6 | 6.2 |
[年間約25万円削減]
Ftype(永久磁石モータ搭載固定速機)
Ftypeは、従来のI式制御を進化させたFI制御(減速アンロード)によりさらなる省エネ性能を発揮。従来のI式制御に対して、電力料金の削減が図れます。
※FI制御はON/OFF切替可能。出荷時OFF設定。
■減速アンロードで省エネ
■37kW機の電力料金例(使用空気量比30%)
[計算条件]
使う人、使われる環境を考え抜いた製品づくりを進めています。
■モーター最大周波数比
常に高周囲温度下にある設置環境にて運転が想定される場合、周囲温度に応じて吐出し空気量を減少させ、機器構成部品の劣化を抑えながら、安定的な空気供給を行う機能としてヒートセーフティーモードが有効です。
前面に装備された緊急停止スイッチにより、万一のときには素早く停止。安全性を確保します。
マルチドロップ接続することにより、台数制御盤を使用せず、2〜6台までの台数制御を実現。運転中に主機の切り替えも可能です。
始動盤の隙間にコーキングを塗布して始動盤の密閉性を向上することにより、じんあいの混入を保護します。また、パッケージフィルターと併せて使用することで、さらに信頼性を高めました。
クラウド監視サービス「FitLive®」が、常に稼働状態を監視します。
吸込みフィルター目詰まりによる電力料金のコスト比較
FitLiveによって運用コスト・設備管理工数の削減、効率のよい運転をサポートします。
1人で24時間稼働の圧縮機を管理している。以前、警報に気がつかず深夜に故障してしまい、明朝出社すると生産設備が停止していた。警報の段階で気がつくことができたらこんなことには‥
FitLiveのメール自動配信機能により、警報発生時にお客さまへメールが自動送信されるため、警報・故障の見逃しが無くなりました!
会社から「働き方改革」を推進するよう命じられた…機器の巡視時間をなるべく短くして、業務効率を上げたいけどどうすればよいだろうか?
レポート出力機能によりFitLiveから出力したデータを運転日誌の代用にすることで、機器の巡視時間を短縮、設備管理工数を削減することができました!
吸込みフィルターが目詰まりすると吐出し空気量が低下し、電力料金が増加します。FitLiveに表示される目詰まり判定結果から部品交換の時期を見極め、LCCの最適化をサポートします。