金属加工メーカ R社(技術部)
多品種小ロット生産対応など、さまざまな顧客ニーズに応えているR社。増産が決定したことから、メイン工場にレーザー加工機を増設することになったが、現状のコンプレッサーだけではエアが足りなくなることが判明。担当する技術部はその対応に追われていた
増設のプロジェクトを担当することになった技術部のK氏は、早速、現行のコンプレッサーメーカに、今回の増設について相談してみることにしました。
「この件については慎重にあたりたかったので、じっくり相談したかったのですが、現行メーカは対応が遅いうえに、レーザー加工機のスペックだけを見て、多めの容量のコンプレッサーを提案してきました。この対応にはほとほと困りましたね…」(K氏)
またサポートについても、現状通り、不具合が起きてからの通報による対応だけであったため、K氏は不安を感じていました。実は、同じメーカのコンプレッサーを使用している知り合いの工場では、不具合発生時の対応、修理に時間がかかり数日間ラインを止めるという事態に陥ったことがあったからです。
「これらの不安があったので、上長に相談してみました。すると、もう一つの工場で起きているエア圧力の最適化、省エネ化運転の課題と併せて解決するようにと指示がありました。そこで良い方法はないか考えてみたのです」(K氏)
思案した結果K氏は、リプレイスも視野に複数のコンプレッサーメーカに声をかけ、この2つの課題について最適な提案を募ることにしました。
コンプレッサーの増設に際し、現行メーカの対応の悪さ、提案の正確さが不安だった
サポートについては、問題が起きてからの通報による対応だけだった
このメーカのコンプレッサーを使用している知人の工場では、不具合発生時の対応、修理に時間がかかり数日間ラインを止めるという事態に陥ったことがあった