概要
多彩なインクバリエーションにより特長ある印字に対応します。
日立産機システムは、幅広い生産現場において高いレベルのマーキングシステムソリューションを提供してきました。たとえば食品製造ラインへの高速、かつ正確な位置と形の印字。樹脂やカートン(主に段ボール箱など)をはじめ、さまざまな材質への印字や加工が行えます。
長年の経験とノウハウを凝縮して、お客さまの生産に合わせたご提案をいたします。
PP(ポリプロピレン)製容器、PE(ポリエチレン)製容器、2ピース缶、3ピース缶などの容器を用いた、食品、薬品、化粧品などの分野に適しています。
MEKを含んでおらず、有機則(有機溶剤中毒防止規則)非該当です。
ピロー包装機など速乾性が必要な用途や、食品包装フィルムなどに適しています。
食品包装、容器をエタノールで洗浄する工程に適しています。エタノールによるふき取り、消毒に強いインクです。
製造管理用で紫外線照射で青色に発光します。製造管理などに適しています。
紙、金属、プラスチック、ガラスなどに汎用付着します。
基板・電子部品などに向いています。紫外線により硬化し、耐油性・耐溶剤性を発揮します。
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日立IJPは純正部品を使用することによって初期の性能を発揮されるように設計されております。
そのため、非純正部品が使用された場合は、状況によっては修理することができない可能性もございます。
有機則非該当インクとは
社会情勢の変化にともない事業者には、現場従事者の安全と健康障害の予防に配慮することが求められています。 インクや溶剤の安全性に対する意識が高まっており、日立では有機溶剤中毒予防規則(有機則)*1で定められている対象物質の使用を最小限におさえた有機則非該当インクを開発しました。
人の健康と安全への配慮
産業用インクジェットプリンタに使用されているインクの多くにはMEK(メチルエチルケトン)などの第二種有機溶剤が含まれており、有機則で規定された安全対策措置が義務付けられています。 今回ご紹介する7種のインクは有機則に該当しない組成となっております。
日立の有機則非該当インクは、欧州のREACH規制で定めるSVHC(高懸念物質として定められている一部のグリコール系溶剤など)を使用していません。
人の健康や安全に配慮した日立の有機則非該当インクは、NL規制を考慮して開発されており、現場従事者の安全と健康障害の予防に配慮したインクです。
- 有機溶剤の安全基準を定めた厚生労働省の省令(2017年3月29日改正 2019年10月1日時点改正なし)
- 人の健康や環境保護のため化学物質とその使用を管理する欧州理事会規則(2007年6月1日発効)
- REACHで規定される、人の健康や環境保護の観点で特に懸念があるとされる物質(2019年7月16日第21次SVHC追加、2019年10月1日時点改正なし)
- 印刷インキ工業連合会が食品包装材料に使用されるインキにおいて、包装される食品の安全性や衛生性を保つために定めた自主規制(2019年10月1日時点改正なし)
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