容積型のコンプレッサーは「スクロール」「レシプロ」「スクリュー」に分類されます。
使用条件や必要空気量に応じた構造の選定が重要です。
![]() スクロール |
スクロールは渦巻き状の圧縮部が回転して圧縮するため、低振動・低騒音に優れています。 また、コンパクトな構造となっているため、小容量のコンプレッサーに採用されています。 |
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![]() レシプロ |
レシプロはシンプルな構造になっており、空気やガスなどさまざまな用途に使用されます。 構造がシンプルな半面、往復運動で圧縮を繰り返すため騒音、振動が大きくなる傾向があります。 15kW程度以下の機種に多く採用される構造です。 |
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![]() スクリュー |
スクリューはオスとメスロータの2本の間で連続して圧縮する構造です。 ロータの回転により連続圧縮するため、レシプロより振動と騒音が小さく、中〜大容量のコンプレッサーに多く採用されています。 |