
日立産機システムがめざす
モノづくりの未来
日立産機システムがめざすのは、「工場」と「製品」2つのIoTによって、お客さまとつながり続ける、モノづくりの新しいエコシステムです。
お客さまそれぞれの製造現場に最適なパフォーマンスと効率を提供する製品を開発/設計/製造し、それらを常に最高のパフォーマンスで稼働させ続けること。このミッションを達成するため、私たちは「工場IoT」と「製品IoT」を駆使し、製造現場で稼働している機器たちと直接つながることで、メンテナンスのリアルタイム化や製品開発の最適化を実現します。
日立産機システムは、お客さまそれぞれの「使い方」に寄り添いながら、明日のモノづくりを支えていきます。
信頼性の提供とは、製品品質を長期間維持することにほかなりません。
「工場IoT」で製品に品質を作り込み、お客さまのもとでは製品自身が「製品IoT」で品質維持のための見守りをサポートします。
デジタライゼーションとは、これまで十分に使われていなかったデータを活用し、ビジネスを進化させることです。
今、産業分野のIoTに求められるのは、製品の企画・開発段階から、出荷後の製品稼働情報の集約まで、幅広いデータの利活用です。これらの広範囲にわたるデータは、「工場IoT」と「製品IoT」という2つの軸でとらえ、それぞれの軸で目的を設定することで、効率的なデジタル化につなげることができます。
製造現場と上位のシステムとのシームレスな情報連携の要、「IoT対応産業用コントローラ HXシリーズ」。製品の運用・保守を最適化する、製品IoTを支える「FitLive®サービス」。これらのトータルシームレスソリューションで、日立産機システムは「工場IoT」と「製品IoT」、2つの側面からお客さまのモノづくりを支えていきます。
自動機械・生産設備の中核制御にとどまらず、現場データの収集、IoTプラットフォーム接続、見える&使えるかたちへのデータ加工、製造業現場のエッジコンピューティングなど産業IoTソリューションに柔軟に対応します。
日立産機グループの充実したネットワークを用い、産業用設備の導入からアフターサービスまで、お客さまのニーズに沿った高付加価値なサービスを提供いたします。
また、これまでに蓄積された経験や技術力と、産業用設備のIoT化によるクラウド監視で、より細かな稼働監視・設備管理が実現され、「安心・安全・安定稼働・最適化」をサポートするとともに「省力化・簡素化・効率化」と「保守コストの低減」をお届けするサービスです。
「工場IoT」と「製品IoT」は、「製造」という「際(きわ)」でつながっています。部品の品質管理、製造工程のデータ、出荷前検査のデータ、現地での試運転情報、使用中の製品の稼働データ、保守情報、交換部品の履歴などすべての情報を、この「際」を中心に相互還流させることで事業を次のステージへ進化させる新しい付加価値が生まれます。
産業用無線ルータ「CPTrans」と、IoT/M2M向け通信サービス「CPNET」によるセキュアなLTE回線の通信網で、お客さまのIoT環境の機器・回線を包括的にサポートします。
低コストなスモールスタートが可能で、閉域網もお客さまごとに構築可能。用途に合わせて3つの回線サービスプランから選べます。
モノづくりの現場に携わってきた強みを生かして、上位システムとデータをつなげていくデジタルソリューションを提案していきます。