一般的な空気圧縮機は、「周囲の空気を吸い込み、圧送する機械」ですので、空気を吸い込む工程で、粉塵や空気中のゴミも一緒に吸い込んでしまいます。
そこで、吸込みフィルターが空気中の不純物をろ過することにより、機械の故障防止や圧縮空気の品質確保などを担っているのですが、この吸込みフィルターを汚れたまま使用すると「効率が低下」することをご存じでしょうか。
汚れて目詰まりした吸込みフィルター
きれいな吸込みフィルター
参考:37kW 空気圧縮機の場合
①吸込みフィルターが4kPa詰まった場合、年間約11万円の損失(温室効果ガス排出量が2.8t-CO2増加)
②吸込みフィルターが7kPa詰まった場合、年間約23万円の損失(温室効果ガス排出量が5.6t-CO2増加)
- 37kW空気圧縮機が吐出し空気量6.8m3/min(0.7MPa時)の場合の年間電力料金を試算。(電気料金19円/kWh、運転時間6,000時間/年)
- CO2排出量(t) = 一日の平均動力 × 年間運転時間 × CO2排出係数 ÷ 1000
- CO2排出係数 = 0.461kg-CO2/kWh
また、吸込みフィルタ―を適切なタイミングで交換するだけで、お客さまの余分な電気代や関係するCO2排出量の削減効果がありますので、「脱炭素社会」に向けた取り組みの推進にもなります。
環境と省エネに貢献する日立産機システムは、今後もお客さまとともに、地球の未来を守る活動を行っていきます。
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