プログラマブルコントローラ：EHVシリーズ：光リモートモジュール

I/O点数を広いエリアで多く使う
飼料プラント・搬送関係などの大規模・長距離のシステムに対応可能

写真：EHV用光リモートモジュール
親局(EH-ORMM)　子局(EH-ORML)

親局	最大 4台/CPU
子局	最大 10台/親局
リモート点数	最大 2,048点/親局
光ケーブル	局間最大1km、総延長最大10km
伝送速度	6Mbps
リフレッシュ時間	6 ms/2,048点

* 親局・子局ともに、EHV-CPU128/64/32/16/08との組み合わせのみで使用できます。

システム構成

システム構成図

特長

1台の親局に子局は、最大10台接続でき、最大2,048点の外部入出力の制御が可能です
(親局は、1台のCPUに最大4台実装可能)
伝送距離は、局間最大1km、総延長最大10km
子局にバイパス機能
回路途中の子局電源を落しても、他子局との通信継続が可能
(外部から各子局にDC5V給電が必要です)
子局にEthernet通信ポートを標準装備
通信ポートに最大4台までプログラミングソフトウェアや、Ethernet対応の表示器が接続可能
7セグメントLED搭載により通信状態が容易に判断できます
各子局毎に、出力保持設定が可能
プロセス制御にも適用できます。
Hシリーズ光リモートで使用しているケーブルをそのままお使いいただけます
但し、CSI-200/220使用時は局間500mとなります。
親子間の通信リフレッシュは子局の数、IO点数に影響せず6ms固定
システム性能設計が容易です。周辺装置接続時も、通信リフレッシュ性能に影響はありません。
末端子局のループバック不要

* (注)Hシリーズのリモートモジュールとの互換性はありません。

機能仕様

型式項目		親局(EH-ORMM)　子局(EH-ORML)
機能仕様	使用可能CPU	EHV-CPU128/64/32/16/08 (ROM Ver. *117以降)
	接続モジュール	リモート親局：MAX 4台/CPU1台当り
	接続モジュール	リモート子局：MAX 10台/親局1台当り
	入出力点数	2,048点/1親局
	リフレッシュ時間	6 ms/2,048点(子局10台:周辺装置の有無に関係なく)
	自己診断	システムROM/RAMチェック、WDTチェック、ループバックチェック
	縮退運転	可能 (子局ダウン時に、親局と正常な子局だけでリモート動作を継続可能)
	IO割付	親局：REMOTE(RMM)、子局：割付記号なし
	親局実装可能スロット位置	EH-BS**A使用時：基本ベースの0～7スロット
伝送仕様	伝送速度	6Mbps
	伝送方式	半二重シリアル伝送フレーム同期
	フレームフォーマット	HDLCに準拠
	エラーチェック	CRC、タイムアウト、プロトコルチェック
	エラー表示	LED、7セグメント表示器、特殊内部出力
周辺機能	周辺接続ポート	Ethernet　(伝送速度：10/100Mbps)
	最大メッセージ長	250byte
	通信プロトコル	TCP/IP、UDP/IP
	論理ポート	4 (専用ポート)/1親局：タスクコード通信のみサポート
伝送路	接続形態	ディジーチェーン
	ケーブル長	局間：1km(SGI-185/230使用時) / 500m(CSI-200/220使用時)
	ケーブル長	総延長：10km(SGI-185/230使用時) / 5km(CSI-200/220使用時)
	異常局処理	子局：バイパス方式(但し、外部からDC5V給電要)
	ケーブル	SGI-185/230(大口径石英ファイバ) / CSI-200/220(多成分ガラスファイバ)
	適用コネクタ	CA7003 (2心) JISC5977 F08形 (2心) 準拠品