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株式会社日立産機システム

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生産終了機種に関して

最大2,048点のI/Oリンクシステムが可能

HシリーズリモートI/O MINI(親局:REM-MMH、子局:REM-LMH)
H-200/250/252B/252Cシリーズツイストペアリンク(REM-LH2)
H-200/250/252B/252Cシリーズツイストペアリモート(RIOH-TL)
と互換

写真:コンパクトI/Oリンクモジュール(EH-TRLLE)
コンパクトI/Oリンクモジュール
(EH-TRLLE)

特長

経済性

モジュールそのものが経済的なだけでなく、安価なツイストペアケーブルが使用でき、配線を含めたシステム価格が低減できます。

従来機種との互換性(既設ケーブルが流用可)

従来機種のHシリーズのリモートI/O MINIモジュール(親局:REM-MMH,子局:REM-LMH)、H-200/250/252B/252Cシリーズのツイストペアリンクモジュール(子局:REM-LH2)やツイストペアリモートモジュール(子局:RIOH-TL)と通信互換性があり、既設のケーブルが流用できるためケーブルの再配線工事が不要で、EH-150へのリプレースが容易です。

大規模リンクシステム

リンク点数が64チャネル(2,048点、最大子局接続台数12台/系統)まで使用でき、大規模I/Oリンクシステムを構築できます。I/OリンクシステムではCPUリンク機能だけでなくリモートI/O機能も備えているため、コンパクトリモート子局モジュール(EH-TRMLE)を同じ系統に混在接続できます。

部分的・段階的リプレースが可能

従来機種との混在が可能なため、リンク系統のユニット単位にリプレースするなど、部分的なあるいは段階的なリプレースが可能です。

  • *注意 設定によってはユーザプログラムの変更が必要となります。

高速応答・高信頼性

リフレッシュ時間は約10msと高速です。(高速モード(HS:ON)設定、リンク点数64チャネル転送時)また従来から実績のある反転二連送チェックにより、異常な通信データは破棄されるため、信頼性の高いリンクシステムが構築できます。ホールド機能エラー発生に伴う通信異常時に他局からの受信データをホールドする機能があり、プロセス制御に適用できます。

ケーブルの入手性・取扱いの容易性

ツイストペアケーブルのため入手しやすく、末端処理などの取扱いも容易です。

システム構成例

EH-150のシステム構成例

システム構成図:EH-150のシステム構成例

Hシリーズ リモートI/O MINIのシステム構成例1

システム構成図:Hシリーズ リモートI/O MINIのシステム構成例1

低速モード(HS:OFF)の設定で混在使用できます。

Hシリーズ リモートI/O MINIのシステム構成例2

システム構成図:Hシリーズ リモートI/O MINIのシステム構成例2

低速モード(HS:OFF)の設定で混在使用できます。

仕様

型式
項目
EH-TRLLE



使用可能CPU EH-CPU104A/208A/316A/516/548、EHV-CPU16/32/64/128
実装可能
台数
EHV-CPU16/32/64/128:MAX8台/CPU1台当り(LINK割付時)
EH-CPU104A/208A/316A/516/548:MAX2台/CPU1台当り(LINK割付時)*1
子局接続
台数
最大12台/系統(REM-MMH/LMH/LH2と接続可)
リンク点数*2 64チャネル(2,048点)/系統(I/O割付:「LINK」)
リフレッシュ
時間*3
約10ms/64チャネル(12台,HS:ON時)、約22ms/64チャネル(12台,HS:OFF時)
自己診断 SRAMチェック、WDTチェック、ループバックチェック
縮退運転 可能(子局ダウン時に正常な親局/子局だけでリンク動作を継続可)*4
I/O割付 「LINK」「Y8W」「X4Y4W」「X8W」*1
消費電流 約270mA



伝送速度 768kbps
伝送方式 半二重シリアル伝送、フレーム同期
絶縁・
変調方式
トランス絶縁、バイポーラパルス変調方式
伝送エラー
チェック
反転二連送、タイムアウト
エラー表示 LED、特殊内部出力


接続形態 マルチドロップ方式
ケーブル長 局間:150m(0.3mm2ケーブル使用時)/300m(0.5mm2ケーブル使用時)
総延長:150m(0.3mm2ケーブル使用時)/300m(0.5mm2ケーブル使用時)
異常局処理 バイパス方式
ケーブル*5 一括シールド付ツイストペア線
推奨品(既設品):CO-SPEV-SB(A)-1P-0.3SQ/CO-EX-SX-1P-0.75SQ(日立電線製)
推奨品(新規):CO-SPEV-SB(A)-1P-0.3SQLF/CO-SPEV-SB(A)-1P-0.5SQLF(日立電線製)
適用コネクタ
(プラグ)
BL3.5/6F(ワイドミュラー製)製品添付
*1
EH-CPU104A/208Aでは「LINK」のI/O割付は使用出来ません。「Y8W」「X4Y4W」「X8W」I/O割付を使用してください。
*2
I/Oリンクシステムではリンク点数をチャネル数で表します。1チャネルは2ワード(32点分)となります。
*3
リフレッシュ時間はリンクモジュール間の伝送データリフレッシュ時間です。
*4
終端設定したステーションの電源をOFFにしても、他のステーション間の通信動作を継続させる場合には、内蔵終端抵抗を使用せず、終端抵抗を外付けしてください。
*5
ケーブルは推奨品を使用してください。推奨品でないケーブルを使用する場合はコンパクトリンクのマニュアルを参照し、ケーブルを選定してください。

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