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Hitachi

株式会社 日立産機システムIoT対応産業用コントローラ

自動車部品メーカ A社製造技術部

自動車部品メーカ A社 製造技術部

既存生産設備のIoT化をいかにして進めるか?
遠隔監視、リアルタイムデータ解析を実現した方法とは

解決

解決のポイント

  • 日立産機システム製のIoT対応産業用コントローラHXシリーズを付加する提案を受けた

  • 割り込み生産などの急な生産計画変更に対しても柔軟に対応できるようになった

  • 各種フィールドネットワークに対応でき、PLCとの通信にも対応可能

  • マルチEthernetポート搭載のため、基幹、現場システムの両方に同時に接続可能

既存生産設備にIoT対応産業用コントローラHXシリーズを付加し、生産設備の遠隔監視を可能に

打開策に向けて情報収集を行っていたN氏は、以前モータの件で相談したことがある日立産機システムの担当者に連絡を取ってみました。すると、既設生産設備装置に、日立産機システム製のIoT対応産業用コントローラHXシリーズを付加する提案を受けました。それにより、簡単に遠隔監視ができるということでした。

早速デモ機を使って、A社の環境で遠隔監視のトライアルを行うことになりました。
「はじめは半信半疑でしたが、実際にデモを見て驚きました。汎用Webブラウザでのモニタリングができるため、誰でも簡単にリアルタイムの稼働状況が把握できそうで、自信がつきました」(N氏)
N氏は一緒にデモを見学した上司を説得して、試験的にHXシリーズを1セット導入することにしました。生産設備の遠隔監視が可能になったことで、多品種生産には欠かせない柔軟な対応ができるようになり、割り込み生産などの急な生産計画変更にも耐えられるようになりました。

IoT化の推進が、新たなビジネスチャンスを広げた

HXを導入したことで、各種フィールドネットワークへの接続やPLCとの通信も可能となり、フレキシブルなシステム構築、改良が実現できました。独立非同期で通信可能なマルチEthernetポートを搭載しているため、基幹、現場システムの両方に同時に接続することもできるようになりました。
「さらにハイブリッドモデルは、国際標準規格IEC61131-3による制御プログラムと共に、汎用性の高いC/C++言語による情報処理プログラムも同時に実行できます。現場で瞬時にデータ解析ができるため、歩留まり向上をはかることができました」(N氏)
IoT化によるこれらの改善は取引先からの評判も良く、A社はさらなるビジネスチャンスを広げることができたのです。

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