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Hitachi

株式会社 日立産機システムIoT対応産業用コントローラ

化学素材製造メーカ H社

化学素材製造メーカ H社

避けようがない設備・装置の老朽化。
同じ更新に投資するなら「現状維持」ではなく「設備の合理化・システム化」を考えてみませんか?

課題

H社の工場内で使用している工業用水は、給水塔を介した給水システムによって各建屋に配水されていましたが、給水塔ならびに送水ポンプの老朽化や耐震補強の必要性から設備の更新を考えていました。とはいえ、単に配管の交換やポンプの新品交換などの「現状維持のための延命更新」では、投資に対して新しい効果が生まれません。
時代背景も考慮するとカーボンニュートラルを指向した省エネはもちろんのこと、システムの稼働状態監視などによる保守点検作業の合理化など「新たな付加価値」を生む「発展のための投資」としたいということは必然的な要望でした。

また、従来のシステムは大型ポンプ2台の交互運転での送水であったため、ポンプの故障時には大掛かりな部品交換作業などが発生するほか、ブレーカやスイッチなど、ポンプ給電盤内の電気機器も定格が大きいため、高価なものになる問題があり、この課題をも解決できる手段を模索していました。

課題のポイント

  • 工業用水配送設備の老朽化に伴い、更新が必要。

  • 同じ投資をするのであれば単なる老朽化更新にとどまらず、付加価値を生む投資としたい。

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