機械部品製造 G社
G社のメイン工場は、製造工程別に3つの建屋が立ち並び、連日フル稼働状態。これら3つの工場の設備の動力源として重要な役割を果たしていたのが圧縮エアー。ところが、これを製造する合計7台の空気圧縮機について課題を抱えていました。
G社さまから相談を受けた日立産機システムの担当者は、現状の課題をヒアリングし、現場を確認したたうえで、後日、空気圧縮機の群制御システムを提案します。
このシステムは、3工場それぞれの圧縮機や補機をHXシリーズで束ね子局とし、3つの子局をもう一台のHXシリーズで親局としてまとめる、実にユニークなアイデアです。
親局とは集中監視制御用タッチパネルでつなぎ、スケジュール自動運転や機器類の遠隔操作を可能にしました。また各工場の生産計画に基づいて、必要な圧縮エアー量を供給できるように制御。もちろん急な計画変更にも柔軟に対応できます。
「日立産機システムに相談して、本当に良かったです。世界の現場で経験してきたさまざまな知見を基に、HXシリーズなどの高性能、高品質なIoT機器を提案してくれたおかげで、当社の課題が一気に解決できました」(G社ご担当者さま)