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Hitachi

株式会社 日立産機システム開閉器・遮断器・高圧機器

  • * 保護継電器は2014年3月末日をもって受注受付終了機種となっております。
    以下の資料は既設品等の参考にご活用ください。
    なお、代替品につきましては当社営業窓口までお問い合わせください。

日立保護継電器(アナログ形)は、半導体回路により構成された静止形(S形)継電器、電磁回路により構成された継電器誘導円板形(I形)継電器に大別されます。

形式について

日立継電器の形式は次のようなきめかたによって、表示されています。

形式の文字について

  1. 最初の形文字は継電器の原理的な構造を示し、表1のように分類されます。(ただし形式文字の最初に]-とあるのは補助装置という意味です)。
  2. 次の形文字は、継電器の機能を示し、表2のように分類されます。
  3. 第3、第4の形文字で区別する必要がある場合は、表3のように分類されます。
  4. 形文字の最後に3がついているものは三相継電器であることを示します。
  5. 継電器の分類を式によって区別する場合は、表4のように分類されます。
  6. 埋込形、引出形の継電器においては、式の末尾にケース呼称を付します。

形式名に対する添字

  1. 形名または式名の末尾にある添字や、埋込形、引出形継電器のケース呼称の前についている数字などは同一形式継電器における改良、開発の順位を示します。

    UHX2 ←開発順位→ 3G2 ← ケース呼称(G2ケース)
  2. 接点構造を示す添字
    Tn1n’1n2n’2 接点の構成、組数を示します。
    n1n2 1組の接点を構成する接触子の数
    n’1 入力がないとき開いている接点(a接点の数)
    n’2 −記号の後に記され入力がないとき閉じている接点(b接点)の数を示します。

    UG形XT21-22-B1

    a接点1組、b接点1組であることを示します。
    また、これらの継電器は、目的及び構造により、表1のように分類されます。

形式の例

1 IO-C-B1 I (InductionDisk)
O (Current)
C (Contact closing at function)
B1 (B1SizeCase)
2 IO-OIJ-R IO (同上)
O (Contact opening at function)
I (Instaneous unit)
J (J.1.S.)
R (R Size Case)

表1 構造を示す最初の形文字

形文字 構造 英文名 適用
I 誘導円板形 Induction-disk 主として限時動作式の保護継電器に適用します。
S 半導体形 Semi-conductor type 半導体式の各種継電器に適用します。