ページの本文へ

Hitachi

株式会社 日立産機システム開閉器・遮断器・高圧機器

電気工事 A社(設備保全部)

電気工事 A社(設備保全部)

経年劣化による遮断器のトラブルが頻発!
長時間ラインを止めず、200台全数をスムーズに交換した方法とは

解決

解決のポイント

  • 日立産機システムから紹介された「リニューアル遮断器」を使用することで、盤の改造工事が不要

  • 改造工事が不要なため、更新時間を大幅に短縮。全数交換がわずかライン停止中の夜間作業3日間で完了できた

  • 長時間にわたるライン停止がなくなり、古い遮断器を使い続けるリスクからも解放された

取付寸法・配線の位置が同じ「リニューアル遮断器」で問題を全てクリア

N氏は他部署で取引きがある、日立産機システムの担当者に今回の問題を相談してみました。するとこの担当者から「リニューアル遮断器」を紹介されました。
この遮断器は、現在の遮断器を旧形遮断器の取付寸法・配線位置と同じ寸法に加工するため、盤の改造をすることなく短時間で遮断器を交換できるようになっていて、これなら今回の提案のネックとなっていた盤の改造工事による長時間の停電が不要になります。
「最も頭を悩ませていた改造工事の課題が、これで一気に解決できました。早速『リニューアル遮断器』の全面導入を軸とした提案を作り、再交渉を行いました」(N氏)

200台の遮断器交換が、たった3日間の夜間作業で完了?ユーザを未来のリスクから解放

A社による新たな全数交換計画はユーザにも喜ばれ、N氏ら設備保全部は早速工場内で遮断器の交換を進めることになりました。盤改造工事が不要なリニューアル遮断器を導入したことにより、作業時間が大幅に短縮したことで交換コストも大幅に低減。また当初は工事開始から全数交換完了まで計4日間のライン停止が必要と試算されていた更新計画も、ラインが停止している夜間作業3日間のみに圧縮することができ、ユーザが難色を示していた長時間にわたるラインの停止も必要なくなりました。
「全数交換がスムーズに進んだことは良かったですが、何より、古い遮断器を使い続けることによって起きるかもしれないリスクから、ユーザを解放できたのは大きかったですね」(N氏)
この一件を通じて、A社と大口ユーザの信頼関係はますます厚くなり、他のライン機器についてもリニューアルの商談を進めています。

12