ページの本文へ

Hitachi

株式会社 日立産機システム空気圧縮機・関連機器

金属加工メーカ R社(技術部)

金属加工メーカ R社

増産が決定したのに、現行コンプレッサーメーカにはいろいろと不安があって…
計装診断から遠隔監視まで、コンプレーサーを知り尽くした新規メーカの提案内容とは

解決

解決のポイント

  • メイン工場は15kW×3台構成という他メーカの提案に対し、日立産機システムの「計測診断」により、インバーター37kW×1台に統合することにより大幅な省エネ改善効果が得られることが判明

  • サポートは、リアルタイムに稼働状況を遠隔監視できるFitLiveサービスとメンテナンスパックで能動的な体制を構築

  • 別工場はブースターベビコンの導入で、一般エアの減圧による大幅な省エネと機器への負荷軽減を実現

15kW×3台構成の提案が多い中、37kW×1台のコンプレッサーに統合することを提案!

各社からの提案内容を確認していたK氏は、その中の1社、日立産機システムの「最初に『計測診断』を行う」というプロセスに大変興味を持ちました。
「この診断を実施することで、さまざまなメリットがあることがわかりました。まずは、現状のコンプレッサーの圧力やエネルギー使用量などを全て実測します。そのうえで、必要かつ最適な圧力や省エネ効果を綿密に算出し、結果に裏打ちされた機種や構成を提案してくれます。これなら機種選択に迷わないので、助かりますね」(K氏)

K氏は各社の提案を上長と協議し、検討を重ねた結果、日立産機システムの提案で進めることに決まりました。
まずはメイン工場から計測診断を開始。その結果、メイン工場の追加分については想定外の内容が提案されたのです。というのも、既存の15kW×2台構成に15kWをもう1台増設して、計3台、45kWにするのが他メーカの提案でした。しかし日立産機システムによる「計測診断」の結果では、インバーター37kW×1台に統合することにより大幅な省エネ改善効果が得られることがわかったからです。

「心配していたサポートについては、リアルタイムに稼働状況を遠隔監視できるFitLiveサービスとメンテナンスパックで能動的なサポート体制を構築してもらえることになりました。これなら毎日、安心ですし急な故障、停止という事態は避けられますね」(K氏)

次に計測診断を行った別工場では、場内局所昇圧にて元圧力減圧という最適案を提案。ブースターベビコンを導入することで、一般エアの減圧により大幅な省エネと機器への負荷軽減が図れます。それに加えて、別工場にもメンテナンスパックを採用することにしました。

コンプレッサーを入れ替えて数か月が経過。メイン工場の増産も計画通り順調に進み、また別工場の効率化、省エネ運転についても成果が見えはじめてきました。
現在は、グループ会社のコンプレッサーについても日立産機システムに相談を行い、計測診断の準備を進めています。

この課題を解決した製品の詳細はこちら

お問い合わせはこちら

12