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エアーパンチの安全上のご注意と点検方法
ながく安全に使っていただくために
ご使用になる前に必ずこの取扱説明書を最後までお読みいただき、本製品の性能・特徴を十分にご理解の上で正しく安全にお使いください。
なお、お読みになった後は、いつでもご覧いただけるようお手元に保管してください。
使用前の点検
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異音・異常振動の確認
運転/停止スイッチを入れ、運転中に異音、異常振動がないか確認してください。
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操作部の動作確認
減圧弁、スイッチなど正常に作動するか確認してください。
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外観の確認
製品、空気タンクなどに破損や亀裂・変形がないことをよく確認してください。

点検時に異常が見つかったら
次のような現象を発見した場合は直ちに使用を止めて、お買い上げの販売店または最寄りのサービスステーション、または下記のお問い合わせフォームに連絡し、点検・修理してください。

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運転/停止スイッチを押しても運転しない。また、電動機が起動しない
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運転中に異常振動、異常音がする
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圧力が上昇しない
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圧縮空気を使用しないのに5分以内に再起動する
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トッテ、空気タンク、制御ボックスなどに変形や破損・亀裂が生じた場合
使用後の整備・保管方法
お手入れ
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ドレン抜き
ドレンを抜く際、空気タンク内に圧力があるとドレンが勢いよく噴き出すことがありますので、ドレンコックを徐々に開いてください。
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木くずつまりなどの清掃
きれいに保ってください。

保管
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長期間(約1ケ月)ご使用にならない場合は、保管前にドレンコックを全開にし、5分以上の運転を行い、サビつきなどによる不具合を防いでください。
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使用しない場合は、お子さまの手の届かない場所に保管してください。
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凍結の恐れのない温度(5℃以上)で保管してください。
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高温(40℃以上)、日光を避けて、乾燥した場所に保管してください。
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縦置きでは、保管しないでください。

オーバーホールのご案内
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お買い上げ日から3年または所定の空気圧縮機運転時間(PA2000VHBは1200時間、PHA2710VEAは500時間)のうち、どちらか早く達した時点で、お買い上げの販売店または最寄りのサービスステーション、または下記のお問い合わせフォームへ整備(オーバーホール)を依頼してください。
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本製品は、整備時期が近づいたことを表示LEDの点滅、点灯によりお知らせする機能を搭載しています。電源スイッチをONにして運転を開始した直後に運転表示LEDが5秒間点滅するようになりましたら、整備時期ですので、お買い上げの販売店または最寄りのサービスステーション、または下記のお問い合わせフォームへ整備を依頼してください。
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運転表示LEDが20秒間点滅するようになった場合は整備時期を過ぎていますので、直ちに使用を止めて、お買い上げの販売店または最寄りのサービスステーション、または下記のお問い合わせフォームへ整備を依頼してください。

補助タンク接続
多量の圧縮空気を一度に使用し、圧力不足となる場合は別売の補助タンクをご利用ください。
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一般圧力用補助タンク「STR-16」または「STR-38」
高圧エアーパンチの一般圧用カプラ(メスカプラ)に市販のエアホースで接続してください。
注)高圧用カプラへは接続しないでください。 -
高圧専用補助タンク「STHR-12」
高圧エアーパンチの高圧用カプラ(メスカプラ)に市販の高圧専用エアホースで接続してください。
- 補助タンクの性能を十分に発揮していただくため、高圧エアーパンチの減圧弁は最高圧力に設定し、空気工具への供給圧力は補助タンクの減圧弁で設定してください。

FAQ
Q.
[専用アプリ]どれくらいの距離まで、エアーパンチと通信可能ですか。
A.
約30mです。(メーカ測定値であり保証値ではございません)
コンプレッサーの設置環境やスマートデバイスの仕様などにより、通信可能距離は変わります。
Q.
[専用アプリ]同時接続できるエアーパンチは何台ですか。
A.
スマートデバイス1つに対し、同時接続できるエアーパンチの台数は1台です。
登録台数に制限はありません。
Q.
[専用アプリ]エアーパンチ1台に対して、複数のスマートデバイスからの同時接続は可能ですか。
A.
エアーパンチ1台に接続できるのはスマートデバイス1台のみです。
一度に複数のスマートデバイスを接続することはできません。
Q.
[専用アプリ]機種変更などでスマートデバイスが変わる場合の引継ぎ方法はどのようになりますか。
A.
登録データなどの引継ぎはできません。
新しいスマートデバイスに本アプリケーションをインストール後、再度ペアリングしてください。
Q.
延長コードを使う場合の注意点を教えてください。
A.
延長コードを使用しますと電圧降下によるトラブルの原因となります。なるべく延長コードの使用を避け、直接電源に接続してください。
電源から離れた場所で使用する場合は延長コードの使用を避けて、延長エアホースでの使用をおすすめします。
やむを得ず延長コードを使用する場合は、必ずアース線を備えた3芯キャプタイヤコードで太さ2.0mm2以上、長さ30m以内のものを使用してください。延長コードは全て引き出し、伸ばした状態で使用し過熱を防止してください。太さ2.0mm2未満の電源コードの使用および電源コードを巻いたままでの使用は、起動不良の原因だけでなく、発火、発熱の危険性がありますので絶対に使用しないください。電源は十分余裕のある30A以上の容量としてください。
Q.
日常の点検や手入れについて教えてください。
A.
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異音・異常振動
運転/停止スイッチを入れ、運転中に異音、異常振動がないか確認してください。 -
操作部
減圧弁、スイッチなど正常に作動するか確認してください。 -
外観
破損や亀裂・変形がないことをよく確認してください。 -
ドレン抜き
ご使用後は、必ずドレンを抜いてください。ドレンを抜く際、空気タンク内に圧力があるとドレンが勢いよく噴き出すことがありますので、ドレンコックを徐々に開いてください。
Q.
エアーパンチの能力低下が感じられ、判断する方法を教えてください。
A.
エアー使用量の無い状態で(空気取り出し口カプラに接続が無い状態)、圧力0MPaから起動スタートし最高圧力4.2MPaの停止するまでの時間(※充てん時間)が4分40秒以内であれば、エアーパンチの能力に問題はありません。エアー使用先でのエアー漏れや使用量増加が考えられます。4分40秒以上の場合は、消耗部品劣化での能力低下が考えられますので修理又は点検整備のご検討をお願い致します。
- 充てん時間を確認する際は、通常運転モードもしくはパワフル運転モードにて行ってください。低速運転モードに設定されている場合には『運転切替スイッチ』を押して、通常運転モードもしくはパワフル運転モードに切替えてください。
お問い合わせ
製品に関するお問い合わせ・お見積り、カタログのダウンロードはこちらから受け付けています。お気軽にご相談ください。