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Hitachi

株式会社日立産機システム

工業用水圧送化によるPMモータポンプ導入

環境改善のポイント

 1962年から習志野事業所内に落差圧を利用して送水していた給水塔を廃止し、新たに加圧給水による直送式に切り替えることにしました。
 ポンプにはコントローラ一体型PM(永久磁石)モータポンプ(HEポンプ)を採用し、また小型ポンプの台数制御による省エネ運転が可能となりました。

実施年月

2017年11月〜

給水塔(撤去済)
給水塔(撤去済)
高さ35.9m、貯水容量50m³
30〜37kW 揚水ポンプ併設

HEポンプ室 外観
HEポンプ室 外観

概 要

(1) HEポンプ:7.5kW×4台(予備機付)
(2) 最大給水能力:3.0m³/min
(3) ポンプ4台による圧力一定制御運転

効果

  • 従来タイプの大容量モータポンプ(30kW×2台INV制御)を設置する場合に対して、

31.8MWh/年削減(約\600,000) ※電力単価19円/kWhとして

  • 小型ポンプのため従来タイプに比べ40%設置省スペース化
  • ポンプ多台数化による断水回避

7.5kW HEポンプ5台