私が担当する空気圧縮機は、お客さま先の工場で主要な動力源として使われますので、省エネ性能がきわめて重要です。お客さまの工場の特性や稼働状況を正確につかみ、最適な省エネ提案をすることを心がけています。一方、窒素ガス発生装置は窒素ボンベに比べ、ランニングコストを大きく削減することが可能です。特に食品業界では食の安全や品質維持に窒素ガスが必要とされるケースが増えてきているので、当社の窒素ガス発生装置の活躍の場が広がっています。旭製菓様でも窒素ガス発生装置がコスト削減に大いに貢献していたので、大変うれしく思いました。

　旭製菓様には2機の窒素ガス発生装置を導入いただいていますが、いずれも株式会社イシダ様のご提案により採用いただいたものです。イシダ様は、西東京工場のラインづくりから花園工場の新設や増設にも関わるなど、旭製菓様の事業の発展に大いに貢献されてきました。今後は、旭製菓様に、食品業界で知られたイシダ様の検査装置と日立産機システム製のインクジェットプリンタを組み合わせ、目に見えないインクで包装に製品情報を印字することでトレーサビリティが確実にできるようなシステムをご提案し、食の安全にさらに貢献することをめざしていきます。