- 読み込み中
環境廃棄物削減例
多賀事業所におけるプラスチック廃棄物の有効利用の取り組み
多賀事業所では、プラスチック廃棄物の半分がリサイクルされずに廃棄されていました。
インクジェットプリンタは、プラスチック成形機で製造された数百個のプラスチック部品で構成されているため、金型交換工程で出るパージ材や成形工程で出るゲート材などのプラスチック廃棄物に着目しました。
2023年7月にリサイクル会社と契約を締結し、パージ材とゲート材を処理することで、プラスチック廃棄物の有効利用率が50%から70%に向上する見込みです。



日立グローバルエアパワー・ミシガン工場における木製パレット再利用の取り組み
ミシガン工場では、板金の入荷の度に新しい木製パレット500枚が使用され、一度使用したパレットは工場内で細断された後、廃棄物業者が回収して堆肥化されています。
しかし、まだパレットとして使用できるものが多いため、板金サプライヤと連携することで、著しい破損や風化が認められるものを除いてサプライヤに返却し、パレットとしてそのまま再利用する取り組みを始めました。
まだ試験的な運用段階ですが、130パレットの再利用を実施した結果、板金の輸送に使用される新しい木製パレットの数を少なくとも80%削減できる見込みです。
今後は、この取り組みの運用最適化を図るとともに、他の木製パレットにも拡大していく予定です。


