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Hitachi

株式会社 日立産機システムマーキングソリューション

製造ライン設計H社技術部

過去には、IJPのヘッド洗浄の仕方が人によってバラバラでライン停止も発生して…新型IJPでは、ヘッド洗浄が均一化!サポートも直接保守契約可能で、安心して毎日フル稼働できる

H社では、お客さまのニーズに合わせた製造ラインの設計から各工程で使用される機器の選定、導入サポートまでを一括で請け負っている

課題

新しくIJPを導入される顧客の要望の多くは、IJPのヘッド洗浄とサポートの課題。解決策はあるか?

新規顧客から、メイン工場のラインの増設設計を請け負うことになったH社。早速、プロジェクトを立ち上げて、詳細設計に向けた協議を重ねていました。
今回のお客さまは、食品製造業ということもあり、日付やロットナンバーを刻印する産業用インクジェットプリンタ(IJP)について、具体的な提案を強く求められていたのでした。
というのも、この顧客は以前、IJPのヘッド洗浄が不十分だったため文字のかすれが発生。ラインがストップしてしまい、納品が大幅に遅れるという大問題を起こしていたのです。
メイン工場は、3交代による稼働となるため、そのリスクがより高まると考えていました。誰がヘッド洗浄の担当になってもバラつきが発生しないような対策や、そういった機能を持ったIJPが必須だとプロジェクトリーダーのN氏は考えていました。
「IJPの印字ヘッドの洗浄課題については、他のお客さまからも良く相談をいただいています。解決が難しい課題のため、常に上位にランクインしています」(N氏)

さらにN氏たちを悩ませる課題が発生します。それは、「機器のサポート窓口を明確にしてほしい」というものでした。トラブル発生時のメンテナンスについて、スポット保守ではなく、しっかりとした契約締結とサポート条件の提出を求められました。顧客のキーマンが、製造機器の故障対応の切り分けがこじれ、大変な経験をしていたのでした。
ヘッド洗浄とサポートの問題。同時に解決できる方法を見つけ出すことは、かなり難しく、プロジェクトはとん挫してしました。

課題のポイント

  • 増設ラインで使用されるIJPのヘッド洗浄について、具体的な提案を強く求められている

  • 機器のサポートについて、スポットではなくしっかりとしたサポート契約締結を求められている

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