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Hitachi

株式会社 日立産機システムマーキングソリューション

食品製造業T社製造技術部

製造品目の追加で段取り替えが頻発!作業時間をもっと短縮したい……煩雑な印字設定を「一括・簡単」に!
増産にも余裕で対応できたわけ

大手食品メーカからPBの小分けパッケージ食品の製造を委託されているT社。
新製品の注文依頼が新たに受注できたため、現状でも多品種小ロット生産が多く、段取り替えが頻繁に発生しており、担当者はその対応に追われることになった。

課題

追加の注文で段取り替えが頻発!設定時間を短縮したいが、難しい…

新規の注文が入ったことで、製造技術部ではこれらの製造に円滑に対応するため、各製品の段取り替え時間の短縮を図ろうと考えました。しかし、賞味期限やロットナンバーを印字するIJPの設定は、プリンタごとに一つ一つ行なう必要がありました。特に間違いの許されない日付の設定作業は慎重に行なわねばならないことから、相当な手間がかかっており、これ以上の時間短縮は難しいことが分かったのです。

ラインも人員も増やさずに増産対応しており、印字設定間違いのリスクが高まっている

この状況の最中、増産に伴う現場ラインの増設計画が持ち上がりました。しかし、ラインを監視する人的リソースが足りず、今以上の本数への対応は不可能だったのです。要員を増やそうにも、ライン対応の人数には制限があるうえに、他の作業と並行して対応にあたらなければならないことが予想され、増員は難しいという結論に至りました。 結局、ライン数も要員数もそのままで、以前より多くの製造量、種類に対応することとなり、多くの従業員が残業や休日出勤を続けるオーバーワークの状態になっていました。製造技術部のF氏は、「ただでさえ煩雑な作業なうえに、このままではいつ設定間違いなどのミスが発生してもおかしくない」と危機感を持ち、対策を練りましたが、なかなか有効な方法はみつかりませんでした。

課題のポイント

  • 製造品種が増えるため段取り替え時間を短縮したいが、印字情報の設定に手間がかかり難しい

  • ラインも人員も増やさず増産対応しており、印字設定間違いのリスクが高まっている

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