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Hitachi

株式会社 日立産機システムマーキングソリューション

食品メーカJ社生産技術部

複数行で高速印字がしたいランニングコスト削減まで実現した方法

欧米でヘルシーな日本食がもてはやされ需要が高まっています。J社はこの機会に、輸出を強化したいと考えていました。

課題

複数行で印字するとラインスピードが落ちてしまう・・・

J社では、ひとつの製品に対して、複数の輸出国それぞれの規定に合わせた印字を行うにあたり、できるだけ効率の良い方法を探し検討を進めていました。そして、生産ラインで稼働しているインクジェットプリンタ(IJP)が、複数行の印字に対応していたことから、行を分けて一度に印字すればよいのではないかと考え、試してみることにしました。

ところが、生産技術部のI氏が印字テストを行ってみたところ、1行のときの場合に比べ、行数を増やした分だけ時間がかかってしまい、ラインスピードを大幅に下げなければならないことが発覚。とても効率の良い方法だとはいえず、採用できませんでした。

ほかの方法を探さなくてはなりませんが、全く心当たりもなく、I氏は困り果ててしまいました。

課題のポイント

  • 複数行の印字を効率的に行いたい

  • 既存のIJPで複数行の印字を行うと時間がかかるため、ラインスピードを落とす必要が生じる

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