食品メーカJ社生産技術部
印字ヘッドに2ノズル搭載しているため2倍速の印字が可能
溶剤の揮発量を抑える「溶剤低消費システム」によりランニングコストを低減
I氏は情報収集のために訪れた展示会で、日立産機システムのインクジェットプリンタ(IJP)にツインノズルモデルがあることを知り、興味を持ちました。ブースにいた担当者からは、印字ヘッドに2ノズル搭載しているため2倍速の印字が可能であるという説明が聞けました。さらに、ノズル間のスペース切り替えや書き出し位置の微調整も容易にできるとのことでした。I氏は、このツインノズルモデルなら今抱えている課題を解決できそうだという手応えを感じました。そして、テスト導入し検討してみることにしたのです。
テスト導入の実施にあたり、日立産機システムの担当者による入念なヒアリングが行われ、J社の現場も確認した上で行き届いたサポートを受けることができました。IJPの設定についても詳細なアドバイスがもらえました。
「ノズル間のスペース切り替えによる印字間隔の調整や、書き出し位置の微調整など、最適な設定を見つけてくれました。さらに、精度に優れたIJPだからできる複数行にまたがる高品質のロゴを印字など、想定していなかった使い方も紹介してくれました」(I氏)
テスト導入の結果、思い通りの高速印字ができたことに加え、日立独自の「溶剤低消費システム」により溶剤の揮発量を抑え、インクのランニングコストを30%低減できる点も社内で高く評価され、正式に導入が決まりました。
思い通りの印字ができるようになったことで、J社は輸出強化の取り組みを進めることができました。日立産機システムというマーキングシステムのことならなんでも聞ける相談先を見つけることができたので今後も安心だとI氏は話してくれました。