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Hitachi

株式会社 日立産機システムマーキングソリューション

食品メーカB社生産技術部

繊細な食品に焼印をいれたい不良率ゼロ、複雑なロゴも素早く鮮明に印字した手段

B社では最高級の食材を集めて使用した焼き菓子を期間限定で生産しました。その商品が話題を呼び、予想を上回る好評を博したことから定番商品化を決定。しかし、類似品が出始めていることから、自社製品だと確実に判別できるような対策を検討し始めました。

課題

焼き菓子にロゴを素早く鮮明に印字したい

B社では自社製品と類似品を区別できるようにするため、高級焼き菓子に直接焼きごてでロゴマークを入れることにしました。しかし実際に試してみると、細い線と太い線が混在する複雑なロゴの再現は非常に困難でした。印字面が繊細なこともあり、ロゴの線がつぶれたりかすれたりしたものが大量に出てしまい、歩留まりの悪さが問題になりました。

生産技術部のH氏は次の手段として、レーザマーカによるダイレクトマーキングを社内で提案しました。ところが、レーザなら鮮明な印字が可能だと期待するも、今度は太い線の印字には時間がかかり生産性の低下を招いてしまいました。

「いくらきれいに印字できても、時間がかかりすぎるようでは採用できません。複雑なロゴを鮮明に素早く印字できる手段が必要でしたが、なかなか見つかりませんでした」(H氏)

課題のポイント

  • 食品に鮮明な焼印を入れたい

  • レーザマーカは、太い線の印字に時間がかかる

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