電子部品メーカR社生産技術部
需要増加に伴い、生産ラインを新たに立ち上げることになったR社。しかし、設置スペースに余裕がなく、省スペースなラインを構築しなければならない。
狭小スペースにおける生産ラインの構築は、既設のラインに比べ、あらゆる装置の省スペース化が必要でした。ラインの設計を進める中、マーキングシステムの省スペース化は情報も少なく難航しました。既設のラインで使用しているレーザマーカでは、新設ラインで求める省スペース化を実現できません。ほかのラインで使用しているインクジェットプリンタならスペースの問題がクリアできるかもしれないと考えたものの、今回は印字の不滅性が求められるため適しませんでした。
生産管理部のN氏は、使い慣れたマーキングシステムと同じメーカの製品に適当なものがないか調べましたが、採用できそうなものは見つかりませんでした。
「製品に最適なマーキングシステムを、新たにメーカから選定しなければなりませんでした。しかし、めどもつかず時間ばかり過ぎていきました」(N氏)
好適な相談先もなく、N氏は自力で情報収集を続けるほかありませんでした。
限られたスペースで、生産ラインを増設したい
マーキングシステム全般に関する相談先がほしい