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Hitachi

株式会社 日立産機システムIoT対応産業用コントローラ

HXシリーズ ハイブリッドモデル

現場データの収集、IoTプラットフォーム接続、
見える&使えるかたちへのデータ加工、
製造業現場のエッジコンピューティングなど
産業IoTソリューションに柔軟に対応します。

HXシリーズ ハイブリッドモデル

1台のCPUで制御プログラムと情報処理プログラム(C言語プログラム)の実装と動作が可能

1台のCPUでコントローラの制御を阻害することなく、情報処理プログラムの実装と動作が可能です。

制御プログラムと情報処理プログラムが1台のCPUで並列動作できることで、現場での情報処理(データの加工や演算など)が可能となり、現場の見える化やクラウドなど各種分析基盤への展開が容易となります。

制御プログラムと情報処理プログラムでデータ共有

情報処理プログラムに共有可能なデータを指定

制御プログラム側で情報処理プログラムからアクセスできる範囲を指定することができます。制御の重要なデータを保護できます。

制御動作を止めることなく、情報処理プログラムもオンライン変更が可能

制御プログラムと独立・非同期の情報処理プログラム

制御プログラムの動作中に制御動作に影響を与えずに情報処理プログラムの実装・オンラインデバッグ・変更が可能です。

ハイブリッドモデル環境設定用Web管理ツール搭載

情報処理プログラムのアップロードや動作パラメータの設定、モニタは汎用Webブラウザで行えます。

ハイブリッドモデル環境設定用Web管理ツール搭載

最大4本の情報処理プログラムを仮想コントローラとして並列動作可能

最大4本の情報処理プログラムを仮想コントローラとして並列動作可能

最大4本のC言語プログラムを実装可能で、それぞれが独立・非同期に並列動作可能です。

制御性能・機能は高機能モデルと同等

ご好評をいただいているWeb Visualization機能も搭載。制御からエッジコンピューティングを1台のCPUモジュールで実現できることで、産業システムのIoT化や産業用コントローラへさまざまなIoT技術適用のニーズにお応えします。

【ハイブリッドモデル(HXC-CP1H16)専用仕様一覧】

※CPUファームウェアバージョン毎の対応機能、制約事項などは製品のマニュアルにてご確認ください。

項目 仕様
アプリケーション
実行用
仮想コントローラ
プログラミング
ソフトウェア
ハイブリッドモデルアプリケーション統合開発環境
HX-Studio(製品DVDはHX-CODESYS同梱)
プログラム書込み方法 内蔵WebサーバIFまたはHX-Studioからのダウンロード
プログラミング言語 C言語(C/C++)
仮想コントローラ数 最大4個(1, 2, 4から設定可能)
アプリケーション
保存用ROM
19MB(SP13以降)
(アプリケーションで使用するライブラリファイルなどはSDカードおよびUSBメモリに保存可能)
ワークRAM 最大512MB(設定例:512×1, 256×2, 128×4)
アクセスポート Ethernet, SDカード, シリアルポート, USBホストポート
アプリケーション
IPアドレス
Masquerade, IP forward, Port forward
PLCプログラムとの
共有データ
【共有変数】
読出し:最大点数5000変数, 最大サイズ64KB
書込み:最大点数5000変数, 最大サイズ64KB
共有する変数はHX-CODESYSで指定, 停電記憶可能(HX-CODESYSから指定)
指定可能データ型:
BYTE, USINT, SINT,
WORD, UINT, INT,
DWORD, UDINT, DINT,
LWORD, ULINT, LINT,
REAL, LREAL
上記データ型の配列(3次元配列まで)
STRING
【フォルダ共有によりファイルの授受可能】
対応通信 SMB2.0プロトコル(NAS接続)
HTTPプロトコル(curlコマンド)
セキュリティ保護 認証・暗号化(IPsec通信)対応
アプリケーション
管理用
Webサーバ
対応ブラウザ HTML5対応ブラウザ
システム情報画面 システム情報の表示
仮想コントローラ情報画面 (1) 仮想コントローラ状態表示
(2) 仮想コントローラ設定
(3) アプリケーションの起動・停止
共有メモリ情報画面 PLCプログラムにて共有指定されているデータの表示および書込み
ユーザ登録画面 WebサーバIFアクセス用ユーザ登録および削除

統合開発環境 Eclipse CDT*1ベース エンジニアリングツール HX-Studio

エンジニアリングツール 型式:HX-STD

情報処理プログラムの開発環境はEclipseベース。使い勝手はそのままにHXハイブリッドモデル固有機能を標準でプラグイン追加したソフトウェアです。
(制御プログラム開発環境はHX-CODESYSとなります。*2)

*1 C/C++ Development Tooling (Eclipse用C/C++プラグイン)

*2 HX-StudioはHX-CODESYSとセットでご提供します。

項目 仕様
動作環境 CPU Intel Core 2 Duo 2GB以上推奨
必要メモリ 1GB以上(2GB以上推奨)
ハードディスク空き容量 インストール 4GB以上(実行サイズ 仮想メモリ 512MB以上)
ディスプレイ 解像度 1024 × 768 ドット以上推奨
インストールディスク DVDドライブ
必要インタフェース Ethernet 10BASE-T/100BASE-TX
対応OS Microsoft Windows ® 7, 8, 8.1, 10 32/64bit(日本語/英語)
プラットフォーム Eclipse 4.6 Neon CDT 9.1.0ベース(日本語/英語 対応)
対応言語 C言語(C/C++)
HX接続 Ethernet
コンパイラ Cross GCC(gcc-linaro-5.3-2016.02)
デバッグ デバッグ実行・再開・強制停止
ブレークポイント
ステップ実行
変数/構造体値の参照・編集
専用機能 HX専用 新規プロジェクト作成ウィザード
HX接続 通信設定
HXから共有メモリヘッダファイルを取得
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