機器製造 F社
さまざまな製品の納期対応のために、その都度、各工場に問い合わせては確認、調整を行っていたF社営業部。最新データを確認できるのも夕方になってしまい、データの抜け漏れも散見されます。PLCのプログラム構築にも時間がかかることがわかり、上層部もこれでは本来の営業活動に支障をきたすと状況を危惧。生産部門やIT部門に、生産情報や工程状況を早急に可視化できるように指示を出しました。
HXシリーズなら、制御プログラムと情報アプリが1台のCPUで並列動作できることで、現場での情報処理(データの加工や演算など)が可能。現場の見える化や各種分析基盤(クラウドなど)への展開が容易となります。
F社は検討の結果、既存のPLCとPCをHXシリーズ1台に入れ替え、さらに日立が提供するデータ収集基盤(Hitachi Data Hub)の活用を決定。それにより工程ごと、機器ごとにバラバラだったデータを集約し、タイムリーで正確な情報を、クラウド環境を通じて安全に、優れたGUIで可視化することに成功。システム設計・プログラミングの工程が不要なため、これらシステム基盤の構築も通常数か月かかるところを、わずか数週間たらずで立ち上げました。
現在はスマートデバイス上で、国内各工場の稼働状況をつぶさに確認し、上司への報告も円滑に実施しています。
可視化画面イメージ