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Hitachi

株式会社 日立産機システムIoT対応産業用コントローラ

機器製造 F社

機器製造 F社

工場の稼働状況をタイムリーに把握したいが、
1日の結果は夕方に見るのがやっとで…
各装置の稼働データを柔軟に収集して、
データ収集基盤で一気に可視化できた理由

「工場ごとに違う製品を製造していて、生産状況を管理しづらい…」

さまざまな製品の納期対応のために、その都度、各工場に問い合わせては確認、調整を行っていたF社営業部。最新データを確認できるのも夕方になってしまい、データの抜け漏れも散見されます。PLCのプログラム構築にも時間がかかることがわかり、上層部もこれでは本来の営業活動に支障をきたすと状況を危惧。生産部門やIT部門に、生産情報や工程状況を早急に可視化できるように指示を出しました。

課題のポイント

  • 各製造装置の稼働データをPLCで吸い上げ、PCに送るためのプログラム開発にかなりの時間と手間がかかることが判明。そこまでしても、状況を把握できるのはその日の夕方がやっとだった
  • また各種データを検証したところ、抜け、漏れが多く存在していることが判明
  • 可視化するためにはデータ基盤やBIツールも準備しなければならず、コストと時間がかかることに、上層部は苛立っていた

解決!

情報をも制御する
IoT対応産業用コントローラ
「HXシリーズ」で解決!情報処理プログラムの実装と動作が可能。
クラウドにダイレクトにつなげられる
HXシリーズのハイブリッドモデル

HXシリーズなら、制御プログラムと情報アプリが1台のCPUで並列動作できることで、現場での情報処理(データの加工や演算など)が可能。現場の見える化や各種分析基盤(クラウドなど)への展開が容易となります。

F社は検討の結果、既存のPLCとPCをHXシリーズ1台に入れ替え、さらに日立が提供するデータ収集基盤(Hitachi Data Hub)の活用を決定。それにより工程ごと、機器ごとにバラバラだったデータを集約し、タイムリーで正確な情報を、クラウド環境を通じて安全に、優れたGUIで可視化することに成功。システム設計・プログラミングの工程が不要なため、これらシステム基盤の構築も通常数か月かかるところを、わずか数週間たらずで立ち上げました。
現在はスマートデバイス上で、国内各工場の稼働状況をつぶさに確認し、上司への報告も円滑に実施しています。

IoT対応産業用コントローラ「HXシリーズ ハイブリッドモデル」・データ収集基盤(Hitachi Data Hub)の導入イメージ

可視化画面イメージ
可視化画面イメージ

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  • PDCAをまわすためにも、短サイクルでの見直し、実行が必要など、現場の「実行したい!」に、即お応えします。

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