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Hitachi

株式会社 日立産機システムIoT対応産業用コントローラ

金属加工 E社

金属加工 E社

試行錯誤を繰り返すIoT。IT部門の要求に応えたい現場サイドにもそろそろ限界が…製造現場への影響を最小限に食い止め、
強いIoT基盤を構築できた画期的な方法とは?

「製造現場制御と、ITシステム。OTとITの壁を取り払いたい!」

製造現場のシステムとITシステム基盤を連携することになったE社。IT部門が収集している現場データを追加・変更するためには、制御プログラムの変更が必要でした。そのためには、その都度製造ラインを止めなければならず、手間や生産現場の時間ロスが発生することになり、生産効率の低下や不満の声が現場から多く聞かれていました。

課題のポイント

  • IT部門が収集している現場データに追加・変更があるたびに製造ラインを停止しなければならず、手間や生産現場の時間ロス発生に、不満の声が多く上がっていた
  • 製造設備のリアルタイム制御を行うためには、独特の技術や知識が現場に必要
  • 制御プログラムは、入出力データをアドレスで表記することが多いため、IT部門で理解することは難しく、データを取得するには現場の人に頼らざるを得なかった

解決!

情報をも制御する
IoT対応産業用コントローラ
「HXシリーズ」で解決!1台のCPUで制御プログラムと情報処理プログラムの実装と動作が可能

HXシリーズに搭載されているCODESYSは、制御プログラムの中で入出力データを変数名で扱うことが可能です。E社では検討の結果、HXシリーズの導入を決定。早速、変数名を簡易的に管理できるツールを開発し、このツールと連携した制御・情報プログラムをHXシリーズに搭載しました。

これにより、ITシステムからの変数名による簡易的な指示によって、収集する現場データの変更を容易に実行できるようになりました。またこのツールにより、製造設備の制御で使用する変数名をExcelシートで管理することが可能に。同様の製造設備を増設する際には、HXのプログラムとExcelシートを流用して簡単、スピーディーに製造設備とITシステムのデータ連携が可能になったのです。

現在はデータ追加のたびに製造ラインを停止することもなくなり、現場・IT部門とも良好なデータ連携を行って、生産効率の強化にまい進しています。

制御プログラムではHX搭載のCODESYSにより制御で

HXでお悩みを解決

  • 制御プログラム変更の手間なく、収集するデータを変更してITに利用したい。
  • 製造現場を止めることなくIoT基盤を改良していきたい。

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