セットメーカ D社
モータの巻線機などの自動機を作るセットメーカのD社では、PLCの位置決めモジュールを使っていました。しかし複雑な動作の位置決めプログラム作成は困難で、数百種類あるモータの機種数分プログラムも増え、ソフト開発工数増によるコストアップが問題となっていました。
HXシリーズなら、従来の専用モジュールで行っていた以上のモーション制御機能をCPUに内蔵。直感的に動きをイメージしやすいグラフィカルなエディタを搭載しているので、シンプルな単軸の制御はもちろん、複数軸の同期制御も自由にプログラム可能です。シミュレーション機能とトレース機能を組み合わせれば、実際のドライブを接続しなくてもパソコンのみで動作の検証ができます。
モーション対応製品のラインアップは2機種で、モーションタイプはPLCopen Part1,2準拠の主/従軸制御を含むモーション制御に対応。CNCモーションタイプはさらにPLCopen Part4の軸グループ制御とGコードによるCNC制御にも対応しています。
(モーションモデル、CNCモーションモデル)
(CNCモーションモデル)
巻線機の4軸制御イメージ
セットメーカ D社はPLCと位置決めモジュールをHXシリーズのCNCモーションモデルに置き換えることで、開発にかかるコストの大幅削減に成功しました。