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Hitachi

株式会社 日立産機システムIoT対応産業用コントローラ

セットメーカ D社

セットメーカ D社

PLCの位置決め制御だけでは
複雑なモータの巻き線などは難しすぎて…
専用機なしで、CNC制御が可能に? 4軸制御が容易にできた理由とは?

「単純な動作の設定しか作れず、使いまわすこともできない…」

モータの巻線機などの自動機を作るセットメーカのD社では、PLCの位置決めモジュールを使っていました。しかし複雑な動作の位置決めプログラム作成は困難で、数百種類あるモータの機種数分プログラムも増え、ソフト開発工数増によるコストアップが問題となっていました。

課題のポイント

  • PLCの位置決め制御では、複雑な動きのプログラミングが難しく、特に複数軸の補間制御を行うには多くの知識や経験が求められる。
  • 動作はモータの機種数の100種類近くあったが、機種数分プログラムが存在し、うまく共用化できていなかった。
  • CPUモジュールとは別に高価な位置決めモジュールが必要なので、コスト的にもスペース的にも負担があった。

解決!

情報をも制御する
IoT対応産業用コントローラ
「HXシリーズ」で解決!モーションコントロール機能を内蔵

HXシリーズなら、従来の専用モジュールで行っていた以上のモーション制御機能をCPUに内蔵。直感的に動きをイメージしやすいグラフィカルなエディタを搭載しているので、シンプルな単軸の制御はもちろん、複数軸の同期制御も自由にプログラム可能です。シミュレーション機能とトレース機能を組み合わせれば、実際のドライブを接続しなくてもパソコンのみで動作の検証ができます。

モーション対応製品のラインアップは2機種で、モーションタイプはPLCopen Part1,2準拠の主/従軸制御を含むモーション制御に対応。CNCモーションタイプはさらにPLCopen Part4の軸グループ制御とGコードによるCNC制御にも対応しています。

  • SoftMotion

    SoftMotion

    (モーションモデル、CNCモーションモデル)

  • CNC(Gコード)、Robotics

    CNC(Gコード)

    (CNCモーションモデル)

巻線機の4軸制御イメージ
巻線機の4軸制御イメージ

セットメーカ D社はPLCと位置決めモジュールをHXシリーズのCNCモーションモデルに置き換えることで、開発にかかるコストの大幅削減に成功しました。

HXでお悩みを解決

  • Gコードで軌跡の座標入力または、3Dグラフィックエディタに軌跡を描くだけでGコードが自動生成され、モーション制御プログラム作成が簡単。
  • DXF形式のCADファイルからGコードデータへの変換が可能。
  • Gコードの座標データに変数を用い、位置データをHMIからCSV形式で送ることでGコードは1枚で100機種近いバリエーションに対応。

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