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Hitachi

株式会社 日立産機システムIoT対応産業用コントローラ

温調装置メーカ A社

温調装置メーカ A社

PLCのプログラムを、
自分たちの手でもっと簡単に、早く行いたい…
CFC言語とファンクション・ブロックを使った簡単プログラミングで、エンドユーザでの装置の調整、変更対応が簡単に!

「仕様の異なる製品ごとにラダーを書くのが大変で…」

温調装置メーカ A社は、PLCを内蔵した装置を納入した得意先から「多品種小ロット生産に柔軟に対応するために、もっとフレキシブルで簡単に装置の設定変更ができるようにしてほしい」と言われ、対応策を練ることになりました。

課題のポイント

  • 現在のPLCで使用できるラダー言語は、複雑な工程に向いていないため、使い勝手が悪い
  • プログラミングができるリソースにも限りがあり、至急の対応などに迅速に対処できない
  • 多品種小ロット向けの設定が必要なため、エンドユーザー側で簡単に、短時間でPLCのプログラミングができるようにしたい

解決!

情報をも制御する
IoT対応産業用コントローラ
「HXシリーズ」で解決!国際標準IEC61131-3言語+CFC言語対応

HXシリーズは、LD(ラダー・ロジック・ダイアグラム)に加えて、複数の国際標準言語に対応しています。

国際標準IEC61131-3準拠5言語+オリジナル言語「CFC」

  • LD(ラダー・ロジック・
    ダイアグラム)
  • FBD(ファンクション・
    ブロック・
    ダイアグラム)
  • ST(ストラクチャード・
    テキスト)
  • IL(インストラクション・
    リスト)
  • SFC(シーケンシャル・
    ファンクション・
    チャート)
  • CFC(コンティニュアス・
    ファンクション・
    チャート)

CFCは、IEC61131-3規格外のCODESYSオリジナルのプログラミング言語です。見た目はFBDと近く、ファンクションブロック(以下FB)とI/Oを線でつなぐタイプのグラフィックエディタですが、オブジェクトの配置や結線方向に制限がなく、FBの出力から別のFBの入力へ戻るフィードバック配線も可能なので、専用のスキルがなくても読み易いプログラムをスピーディに開発できます。

LD、FBD、CFCでのプログラムイメージ

さらにCODESYSでは、ユーザがFBを作成できます。FBとは、演算処理などのプログラムを1つの関数としてまとめ、部品化したものです。任意のIEC言語で記述でき、他のプログラムから呼び出すことができます。呼び出したFBは入力と出力を持つ箱の形で表されるため、プログラムを簡素化できます。よく使う処理をFBとして登録すれば再利用できるので、プログラミング効率が向上します。

よく使うプログラムをFBでモジュール化(部品化)

FBは、中身のプログラムを非表示化(ブラックボックス化)したり、あるFBから別のFBを呼び出すといった階層構造にすることも可能です。FBを階層的に組み合わせることで、セットメーカにとっては再利用性の高い汎用的なプログラムを開発することができます。

また、エンドユーザにとってはプログラムを理解したりプログラムを変更することなく、FBのパラメータを変更するだけで装置の調整や仕様変更ができるため、セットメーカ、エンドユーザ双方にとってメリットのあるプログラム開発が可能です。

HXシリーズを導入したA社でも、CFCの「線でつなぐだけでプログラミングでき、フィードバック制御も可能」なところが高評価。複雑化したプログラムにファンクション・ブロックを用いて可読性を向上し、至急の変更にもコマンドレスで対応できるようになりました。

HXでお悩みを解決

  • エンドユーザで実現したい制御環境をすぐに設定、実行したい
  • PDCAをまわすためにも、短サイクルでの見直し、実行が必要など、現場の「実行したい!」に、即お応えします。

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