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Hitachi

株式会社 日立産機システム空気圧縮機・関連機器

トップランナー制度ご存知ですか?

詳細は、下記の日本産業機械工業会のページをご参照ください。

2013年11月1日に「省エネ法」の一部を改正する政令が公布され、2015年4月1日以降汎用圧縮機に搭載するモータについてPremium( プレミアム)効率のトップランナーモータを搭載する制度が導入されます。

トップランナーモータ 2015年度スタート!!

トップランナーモータ 2015年度スタート!!のイラスト

2015年4月以降、国内向けに出荷するモータのエネルギー消費効率を区分ごとに出荷台数により加重平均した数値が、基準エネルギー消費効率を下回らないようにする必要があります。

空気圧縮機に搭載しているモータはどうなるのですか?
国内向け空気圧縮機もトップランナーモータ
(IE3:[ プレミアム効率*1] 相当モータ) 搭載が必要です。
*1
IE3[ プレミアム効率](JIS C 4034-30:2011)
2015年4月以降、現行モータ(IE1モータ) を搭載した在庫となった空気圧縮機の販売はどうなるのですか?
現行モータ(IE1モータ) を搭載した在庫となった空気圧縮機は制度の対象ではないので法律上の問題はありません。
トップランナーモータ(IE3:[ プレミアム効率] 相当モータ) は今までのモータと何が違うのですか?
ハイグレードな電磁鋼板を使用し、高効率専用電気設計をした高効率モータです。高効率化されているため省電力効果があり、消費電力量を削減できます。
トップランナーモータ(IE3 : [ プレミアム効率] 相当モータ) の価格はどうなるのですか?
価格はアップします。そのため、そのモータを搭載した空気圧縮機の価格もアップします。しかし、節電効果で価格アップ分は償却します*1
3.7kW空気圧縮機の省エネ効果の例; 16,400円/年*2
( 電圧200V、周波数50Hz、年間運転時間3,000h、電気料金19 円/kWh)
37kW空気圧縮機の省エネ効果の例 ; 116,000円/年*2
( 電圧200V、周波数50Hz、圧縮機負荷率90%、年間運転時間6,000h、電気料金19円/kWh)
*1
償却期間は空気圧縮機の使い方で相違します。
*2
本値は計算値で実測値ではありません。
他社空気圧縮機メーカもトップランナーモータ(IE3 : [ プレミアム効率] 相当モータ) を搭載する必要がありますか?
他社もモータを購入し、国内で製造する国内向け空気圧縮機については搭載の必要があります。
トップランナーモータ(IE3 : [ プレミアム効率] 相当モータ) を搭載した空気圧縮機に目印はありますか?
弊社のトップランナーモータ搭載空気圧縮機には「トップランナーモータ搭載」を示すマークを製品に貼付します。
トップランナーモータ(IE3 : [ プレミアム効率] 相当モータ) を搭載した空気圧縮機用の電磁開閉器や配電用遮断器はどうなりますか?
始動電流が大きくなるため、現行モータと同じ容量では使えなくなる可能性があります。適正容量の機器を選定し推奨リスト一覧表を用意します。また、図面や取扱説明書にも推奨する電磁開閉器や配電用遮断器を記載しますので、そちらをご参照願います。
トップランナーモータ(IE3 : [ プレミアム効率] 相当モータ)は電流値が上がると聞きましたが、それでは省エネでないのでは?
モータは高効率にすることで省エネ化が図れます。電流値だけで決まるものではなく、銅損・鉄損・機械損・浮遊負荷損からなる各種損失を、最適設計を行うことで低減し、プレミアム効率を達成しています。
2015年4月以前にトップランナーモータ(IE3 : [ プレミアム効率] 相当モータ)を搭載した空気圧縮機を買いたいですが、買えますか?
今でも購入出来ます。営業にお問い合わせください。なお、「環境・省エネに貢献する日立産機システム」として規制に先だって、トップランナーモータ(IE3 : [ プレミアム効率] 相当モータ) を搭載した日立ベビコン、スクリュー圧縮機の一部機種で2015年2月から量産を開始しますので、詳細は営業にお問い合わせください。
2015年4月以降に既設機の空気圧縮機用モータが故障した場合、どうなるのですか?
弊社は現行モータを販売することが出来ませんので、モータを修理致します。あるいは、トップランナーモータへ載せ換え対応することになります。機種によっては載せ換えに対応できないものがあります。営業にお問い合わせください。
既設機のIE1モータをトップランナーモータ(IE3 : [ プレミアム効率]相当モータ)に載せ換えたいのだけど出来ますか?
機種により簡単に出来るものと、ほとんどの部品を変更しないと載せ換えが出来ないものがあります。営業にお問い合わせください。
2015年4月以降の空気圧縮機海外輸出はどうなるのですか?
トップランナーモータ(IE3 : [ プレミアム効率] 相当モータ) 搭載は国内向けの法律であり、規制を受けませんが、今後は国内ではIE1 モータが流通しなくなると思われます。なお、海外向けは仕向地毎に規制があります。対応については今と同様です。詳細は営業にお問い合わせください。

省エネから一歩進んだ エネルギー原単位の向上