プリント基板製造 J社(製造技術部)
日立産機システムの提案は、「計測診断」を行い、現状を正確に把握することだった
これらの結果を元に、約20台の11〜37kWのコンプレッサーを75kW、4台にまとめた、システムの全体最適化を提案された
仕様としては高効率の水冷式で、遠隔監視が可能なFitLiveサービスも活用することに
コンプレッサーを入れ替えた半年後に計測したところ、当初の試算以上の削減結果に
日立産機システムの担当者は手始めに「計測診断」のスタートを提案しました。
「現在導入している約20台のコンプレッサーの、エネルギー使用量を実測しましょうという提案には驚きました。エネルギー使用量だけでなく、それぞれの圧力もすべてチェックしたうえで、省エネ効果を綿密に算出し、具体的な提案内容を提示してくれるそうです」(S氏)
カタログ数値を使った試算という他メーカの結果とのギャップに困惑するも、日立産機システムの「計測診断」の様子を見ていたS氏たちは、その信ぴょう性と誠実さにとても感服したのでした。
後日、これらの結果を元に、約20台の11〜37kWのコンプレッサーを75kW、4台にまとめて、入れ替える、システムの全体最適化の提案をもらいました。
コンプレッサーは高効率の水冷式のため、従来の空冷式に比べ環境面が大幅に改善。また、リアルタイムで稼働状況を遠隔監視可能なFitLiveサービスも活用できる内容でした。
ハード、ソフトの両面でしっかりとした提案内容にS氏は大満足で、日立産機システムの提案を上層部にも上申して、了解を得ることができました。
コンプレッサーの入れ替えは順調に進み、導入から半年後に計測したところ、当初の試算以上の消費電力の削減結果にトップやS氏たちも驚くばかりでした。
この結果を受けJ社では、別工場へも同様の展開も検討しているところです。