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Hitachi

株式会社 日立産機システム空気圧縮機・関連機器

化学品製造 M社(製造部)

化学品製造 M社

老朽化した「コンプレッサー+ヒーター」設備に喝!重要な生産工程だけに、何とかしたいが…
省電力で安心サポートメニューも充実した、最新コンプレッサーに変更!また、吐出温度高温対応によりヒーターいらずに

化学繊維素材の製造を手掛けているM社。その中でも衛生医療品に使用される素材のニーズが高まり、増産の計画もあることから製造部は各生産機器の稼働状況や問題点を洗い出すことにした

課題

旧式の大型のターボ式コンプレッサーに課題が集中!このままでは、とても増産はムリ…

問題点の洗い出しを担当した製造部のH氏は、重要な生産設備であるコンプレッサー+ヒーターに課題があることを突き止めます。生産の特性上、高温のエアーが必要なためこの組み合わせを使用していましたが、すでにかなり老朽化が進んでいました。そのうえランニングコストが膨らんでいることも判明しました。

H氏はその時の状況を次のように語ります。
「素材の製造には大量、かつ安定したエアーが必要なため、大型のターボ式コンプレッサー(約120kW相当)を使用していました。このターボ式コンプレッサーは型式が古く、細かな風量調整ができないモデルでした。そのため、消費電力も同クラスのものと比べて膨大となっていて、ランニングコストと併せて何とかしなければと考えていたところでした。環境的に見ても、『地球に厳しい機器』でしたね」
もう一つの問題はヒーターでした。高温のエアーを作るために大容量のヒーターを用いて熱していましたが、大型で場所を取る上に、この機器もかなりの電力を消費していたのです。
またH氏は、コンプレッサーのメンテナンスについても今回の洗い出しで、不安がつのりました。機器トラブルが起きてからの都度対応というサービス形態になっていたのです。

この状況にH氏は、現在のコンプレッサーメーカへ改善策の提案を求めましたが、思っていたような提案をもらうことはできませんでした。今後も増産継続が予測されるため、早めに改善策を固めたかったH氏。この状況になす術もありませんでした。

導入前
導入前

課題のポイント

  • コンプレッサーは老朽化が進み、風量の調整ができないモデルで、消費電力も膨大。また、保守サービス面もトラブルが発生してからの都度対応のため、不安を感じていた

  • ヒーターも大容量モデルで場所を取るうえに、かなりの電力を消費

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